『戦場のヴァルキュリア』を買ってみた&プチレビュー 

 ただいま戦場のヴァルキュリアをプレイ中。
 ラスレムが終わってないんですが、戦闘のテンポの悪さにちょっと休憩。もうすぐ終わりのはずなので、最後までやるとは思いますが。

 で、感想です。プレー時間は4時間ほどで、ステージ4をクリアしたあたりと、まだまだ序盤となっています。
 僕はあまりゲーム誌読まない人でして、このゲームの事前情報は、

・パッケやらスクショで見た絵の雰囲気
・シミュレーションRPGらしい
・海外サイトでは「斬新なシステム」が好評を得ていて、ありきたりのSRPGとはちょっと違うみたい

 ぐらいでした。
 そんなワケで正直、中身の方はかなり未知数だったんですが、実際に遊んでみたところ、思っていた以上にオリジナリティが溢れていて、なかなか楽しめています。嬉しい誤算。

 ゲームジャンルはシミュレーションRPGですが、ユニットの移動時に3Dのフィールド内を自由に動き回れるという、一風変わったシステムを採用しているのが特徴。
 動かすユニットを選択すると、RPGライクなフィールドモードに切り替わるワケです。俯瞰した「ゲーム盤」の上でユニットを動かしていた従来のSRPGと比べ、「戦場の臨場感」がより感じられるようになり、画面から受ける印象がガラっと変わっているのがイイ感じです。

vk_1215_01.jpg
移動シーン。移動量に制限があり、その制限内であればフィールドを自由に移動可能。
移動中に敵から銃撃されることもあるので、ある程度位置取りを気にする必要も。


vk_1215_04.jpg
敵に近づいたら照準で狙いを付けて攻撃と、ややシューティングゲーム的なノリも。
ただし狙いを付けるときは時間が止まるので、アクション性は無い。
またヘッドショット要素もあるが、アナログスティックで小さな頭に狙いをつけるのはなかなか大変。


 ただしSRPGとして見た場合、ゲームの本質は従来のタイトルと比べて大きな変化があるワケではなかったり。
 移動こそフィールド内を自由に動けますが、ユニットは1ユニット単位で順番に動かしていくので「複数ユニットを同時進行させて挟撃する」みたいなやり方はムリですし、時間もセミリアルタイムなのでRTSのようなダイナミズムはあまり感じられません。
 どちらかというとスパロボやFFTのような「1ユニットずつきっちり殲滅していく」という戦い方になります。

 また戦闘システムもけっこうシンプルで、勝ちを追求すると手順が決まってきてしまうという微妙な底の浅さも否定できません。まぁこの辺は、あえてライトなノリにしているのかもしれませんが。
 なので本格的かつゲーム性の高いSLGを期待すると、ちょっと肩すかしをくらうかもしれません。とはいえ日本的な「ややキャラクター寄り」ともいえるシミュレーションRPGの系譜に連なる作品として見れば、なかなかのクオリティと言えます。

vk_1215_02.jpg
戦闘時のユニット選択画面。動かすユニットを決める→移動→攻撃→次のユニットへ、という流れは従来のゲームと同じ。ただし「一つのユニットを連続で動かせる」といった独特な仕様もある。


 グラフィックとストーリーはパッケージ見たまんま。
 僕はこの手の淡いタッチが好きなので、かなりストライクです。逆にあの絵が苦手な人は避けた方がいいかと。全編あのノリなんで。
 ストーリーもこのタッチ同様、ちょっとのんびりというかまったりとした感じで、最近遊んできたMGSやらFalloutやらと比べると正直別世界。戦争と平和がテーマになっているので、心が痛む話もありますが、それもギスギスしたモノではなく、落ち着いた気分でプレーできています。

vk_1215_05.jpg
ステージとステージの合間には、こんな感じのイベントシーンが展開していきます。
ちなみに写真は敵国の名将、イェーガーとセルベリア。セルベリアはかなりの巨乳。デカすぎ。
なおイェーガーの声は大塚明夫。どうしてもスネークの顔が浮かんじゃいますねー…


 またゲーム全体から「丁寧さ」が漂っているのも好印象。
 タイトルテロップ、メニューまわり、各種ウィンドウなど、ゲーム内にあるすべてのものをけっしておざなりにせず、「戦場のヴァルキュリア」という世界を引き立てる手助けとなっています。細かい話だけど、こういう部分をしっかり作っているかいないかで、ゲームの世界に入り込めるかどうか決まってくるんじゃないでしょうか。

 細かい部分、「ステージごとに評価を与えるなら、やり直しができるようにして欲しい」とか「戦車特攻が強すぎじゃね?」なんていう文句が無いわけではないですが、そのへんは「楽しいからこその注文」といったところ。
 けっして「大作」ではないですが、作り手のしっかりとした仕事をそこかしこから感じ取ることができる、そんな「良作」な予感です。


戦場のヴァルキュリア(通常版)
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おすすめ平均 star
star面白かった
star価格以上に遊べます
starこんなに素晴らしいとは・・・
starクリア後感想
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[ 2008/12/15 06:30 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(6)


戦場のヴァリキュリア良作ですよねー。
まーギャルゲちっくなキャラは好みでますが…
管理人さんの言う通り丁寧に作っていますし、バランスも絶妙でしょうね。
まーPS3の数少ない名作の一つってトコですか。
ただ戦車での突撃は中頃から使えません。敵戦車兵が増えるので…むしろ盾として使う以外は足手まといかも。
戦場のヴァリキュリアの安易なナンバリングはいらないかな~FF、DQみたいに多分面白くなくなっちゃうかもだしね。
ナンバリングやるならまた丁寧に作って欲しいかな~☆
[ 2008/12/15 07:21 ] [ 編集 ]

確かやり直しは出来るんじゃなかったかな?
アレは一度クリアしてからだったかもしれませんが、後々何度も同じステージを繰り返すこともできるようになります。

戦車特攻よりもアリシア無双が最強になる日が来ますw
大勢で進むよりアリシアにオーダー付けて一人で特攻するのがSを取るために一番効率がよかったり。
評価がターン数だけで評価されてしまうので、こうなってしまいますね・・・
評価方法さえ変わればもっとSランクを取るために頭を使うことができるんだけど。

ただ、戦略一つで生死が決まるシビアな戦いをしたいならDLCで遊撃のハードEXモードを買うことをオススメしますw
何度も死なないとクリアするための戦略が見えてきません。
普通に進軍しただけでは蜂の巣のごとく一瞬で瞬殺されるので、迎撃されないように別の方角からスナイパーで敵の周辺に攻撃をすることで待ち構えている敵の向きを変えないと進軍すらままならない、など。
ハードモードでもそこそこ戦略を駆使して戦うことにはなるのですが、ハードモードはどうしても1ターンクリアをすればよいってことになってしまうので。

国産ってこともあって、本当に作りが丁寧ですよね。
日本車とアメ車みたいな・・・
さらにゲーム性を高めた次回作を期待したいところです。
[ 2008/12/15 10:27 ] [ 編集 ]

プレイ中なのにバランスブレイクな攻略法を書き込むのは、どうかと思います。
クリア後の感想も期待してます。
[ 2008/12/15 10:40 ] [ 編集 ]

戦ヴァルはMGS4、龍参、ToV、P4と並んで今年の和ゲーベストタイトルのひとつ!
[ 2008/12/15 14:32 ] [ 編集 ]

私もヴァルキュリア自分には適度な難易度だったので、
かなり好きなんですが、
PSユーザーには意外に難しすぎるって意見も多かったですね。
360向けに出すとしたら、追加配信のEx-Hard並のマップが入ってないと、逆にヌル過ぎって意見が多くなりそう。
そういう意味で、いろんなユーザーがいるなかで難易度調整って難しいんだろうなぁと感じたタイトルでもありました。
終わったらまた感想書いてもらえると嬉しいです。
[ 2008/12/16 22:49 ] [ 編集 ]

やっと10章まできました。
すすむと結構難しくなってきますね。死んでも気にしなきゃいいんでしょうが、なんか敗北感があって即やりなおしちゃうせいで、なかなか進まない…。
 少々戦術というか戦い方が固定くさくなるステージが気になるけど、これぐらいしないと単調になるのかもしれないしなー。

 楽しいのはいいんだけど、おかげでラスレムとギアーズ2、そして明日にはフェイブルが積まれることになりそう…;;
[ 2008/12/18 04:20 ] [ 編集 ]

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