横暴か権利の行使か?削除圧力にゲーム動画サイト激怒 

 日本ではいくつかの規制が入り、18歳以上対象となるZ指定となった『Fallout3』。本国アメリカでも、審査機関『ESRB』のレートは17歳以上の「M」となっています。

 日本よりは遙かに規制が緩いというか、表現の自由を大事にするというか、とにかく可能な暴力描写の幅が広かったアメリカなのですが、ゲームの表現がリアルになったうえに、メーカーも思う存分やり放題になってしまったため、その手の過激表現ゲームへの風当たりがどんどん強くなっている模様。
 アメリカのレーティング審査機関「ESRB」としては、できるだけ露出を減らしたかったのか、ニュースサイトに「部位破壊などの過激なシーンが含まれているFallout3動画の掲載中止」を求めたとか。

「もらった映像だし仕方ないな」と思ったのかどうかは定かではありませんが、ニュースサイト側もその申し出に応じ、過激ムービーを削除したらしいのですが、その中で人気動画サイト「GameTrailers」が、宣伝素材を使わずに、自分たちで過激シーン入りの紹介ムービーを作成&公開してしまったので、話が一気にややこしく。
 ESRBは「それも削除しる!」といい、ついには「削除しなければ、今後GTにはパブリッシャが素材を提供しないよう働きかける」的なことまで言い出し、GT側が激怒。「権力の横暴」「マフィアと同じ」と非難するポッドキャストまで流したそうです。

“審査機構の横暴だ!” 『Fallout 3』動画の削除要請に怒りの声(Gpara)

 以下、我ながら偏ってるかもなーと思いつつ感想なんぞを…。
 なんとなくGTの言ってることが正しそうなんだけど、その独自ムービーってゲーム内のムービーやゲームプレイの様子を撮影したんだろうから、著作権はメーカー側にあるわけでしょ?
 ESRBとメーカーの関係が分からないので正しくは言えないけど、仮にメーカーがESRBに全権委任しているのなら、GTが著作権無視してるだけじゃね? って思います。メーカーの意向をまるで無視して、ESRBが勝手に圧力うんぬん言ってるんならESRBがバカとしかいいようがないですけどね。
 ただ、それならESRBがメーカーに影響力を及ぼせるとは考えづらく、メーカーもESRBのやり方を容認しているんじゃないでしょうか。積極的にかやむを得ずなのかは分からないけど。

 メーカー、ESRB、サイトといろんなところが絡んじゃってヤヤこしくなっちゃってますね。ESRBも文句言うなら、メーカーを通してやればスマートなのに…。

 まぁ、GTは文句があるなら文字だけで対抗すればいい。
 それなら何を言っても自由。画面写真やら映像の権利はすべてメーカーにあるんだから、それを使ってサイトを作るのなら権利元の意向には従うべきだと思います。報道の自由は、コンテンツを自由に流用することを認めているワケじゃありません。
 今回はESRBが権利元じゃないから、話がややこしいですけどね。

 まぁ一番いいのは、両者が冷静に話し合って、お互い納得できる落としどころを見つけることじゃないでしょうか。


 あと、日本版「Fallout3」の規制ですが、公式サイトにどこが規制されているのか公表されています。ナイスベセスダ日本。
 気になる核関連規制は

クエスト「The Power of the Atom」の選択肢を一部削除
クエスト「The Power of the Atom」にて「核爆弾を起爆」出来ないようにする為、NPC「Mr. バーク」を日本語版では削除致しました。


 とのこと。クエスト自体は残っているようですね。

12月4日発売予定のXbox 360用ソフト「Fallout 3」日本語版と北米版(オリジナル)の表現および内容の違いについて
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[ 2008/11/12 22:06 ] ゲームニュース | TB(0) | CM(0)


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