3月30日は『信長の野望の日』らしいので、信長シリーズの思い出を語ってみる 

 「信長シリーズ40周年記念」ということで、信長キャンペーン開催中。
 せっかくなので、流れに乗っかって「俺と信長シリーズ」を。

信長の野望の日 記念サイト
信長の野望:シリーズ年表

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『信長の野望』(1983年)

 僕が初めて遊んだ信長がこの「初代」。
 FM7版のテープ版(いまどきの若い人は「カセットテープ」って分かるんですかね?)でして、当時はめちゃめちゃハマりました。

 信長になって、日本を徐々に自分の領土で染め上げていくカタルシスがたまらなかったです。
 BASICで書かれたプログラムを書き換えて、信長のステータスを全部MAXにしたりしたのも懐かしい。

 当時のPCゲームは、ボードゲームの移植や、絵と文字を読ませるアドベンチャーゲームが主流だったのですが、そんな中「パソコンでなければできないゲーム」を実現したという意味において、「パソコンゲーム」のエポックメイキング的な作品だと思います。

『全国版』(1986年)

 初代は関東中部の17カ国だけを舞台としていたのですが、それを日本全国50カ国に広げたのが「全国版」。
 寝返りや鉄砲隊などの要素が追加されたものの、基本的なプレイフィールは初代とあまり変わらなかった記憶があります。

 蝦夷の蠣崎さんがクッソ弱かったことは何故か覚えてる。

 僕の友達は四国の河野マニアで、マルチプレイしては河野が序盤で落ちて、結局最初からやりなおすというループにハマってました。

 全国版で一番感動したのは、武将の名前表示がカタカナから漢字になったことかなぁw

『戦国群雄伝』(1988)

 この作品で初めて大名以外の「武将」がゲームに登場します。
 同社の「三国志」の武将システムが大人気だったことから、こちらにも導入されました。
 内政コマンドの充実や、各種人材管理要素の搭載、籠城戦の導入などなど、過去2作から大きく進歩し、過去の信長シリーズの起点となった作品です。

 武将の強さで多少の国力はひっくり返せることから、いかにして強い武将を配下に納めるか…が楽しかったです。
 実はそこは「三国志」と同じだったりするんですがw

『武将風雲録』(1990)

 群雄伝の正統進化版といった印象。
 多数の武将を操りながら全国統一をめざすという基本線を抑えつつ、茶器とか鉄砲とか鉄甲船といったギミックを活かした作りになっていました。
 「茶器ゲー」だったイメージなんですけど、もしかしたら「天翔記」とごっちゃになってるかもしれませんw

 けっこう遊んだはずなんだけど、不思議と印象がないんですよねぇ…
 たぶん「初めて武将が出た群雄伝」と「完成系の天翔記」に挟まれて影が薄くなってしまったのではと…w

『覇王伝』(1992)

 まったく記憶にないw
 なんでかなぁ…。

『天翔記』(1994)

 シリーズ第6作。
 たぶん、これが一番遊んだ信長シリーズ。
 「国盗りゲーム」としての完成度という点において、ひとつの頂点に達したのがこの作品だと思う。

 まず良かったのが戦闘モード。
 
 周辺国をすべて巻き込む野戦マップと、城壁と門によって守られた城を舞台とする攻城戦マップの2本だて。
 野戦では、多数の勢力が入り乱れて、敵味方の援軍の登場に一喜一憂。
 攻城戦では、門を力づくで攻めたり、壁をよじ登って裏に回ったりと、城攻めの駆け引きをうまく表現していました。

 あと、本作は「軍団制」が本格導入された作品で、「優秀な武将を軍団長にして、一定数の国を軍団長とその配下の武将に任せる」という仕組みが取り入れられています。
 これが「武将ゲーム」としてのおもしろさを引き立てていて、今まではごく少数の限られたエリート武将だけに光りが当たりがちでしたが、このシステムによって、多くの武将が個性を活かせるようになりました。

 また、CPUが好戦的でちょっと隙を見せると猛烈に襲いかかってきて、攻防の展開がよどみなかったのも、ゲーム全般に緊張感をもたらしていてよかったです。

 シリーズ屈指の名作との呼び名も高く、思い出深い作品です。

 なお、僕は上杉謙信が好きでして、信長シリーズでは概して謙信は最強武将扱いされているのですが、天翔記での謙信は、その中でも輪を掛けて強かった。
 騎馬隊で突撃させると、みるみるうちに敵兵が減っていき、1人で数倍の敵を撃破するのが当たり前でした。
 あれは気持ちよかったなぁw



 これ以降の信長シリーズは、あまり遊んだ記憶がないです。
 『革新』だけ、けっこう遊んだかなぁ…
 『革新』は、天翔記とは違った形で「戦国日本を統一する」感が楽しめて楽しかったです。
 今でもワリとオススメかも。Steamで売ってます。




 最近は信長シリーズを遊ばなくなりましたが、僕が歴史に興味をもって、史学部にまで進むようになったきっかけは間違いなく「信長の野望」と「三国志」という、コーエー2大SLGによるもの。
 ある意味、僕の人生にけっこうな影響を与えたシリーズなわけで、そう考えるとなかなか感慨深いものがあります。

 僕に限らず、このシリーズで歴史に興味を持ったって人も多いのではないでしょうか。
 40周年記念ということですし、どれか1作を久々に遊んでみようかなぁ…。


おまけ:信長シリーズを遊ばなくなった理由を考えてみた

 一番の原因は、シミュレーションとしての完成度の低さ…ですかねぇ…。
 単純に、コーエーのSLGって敵が「馬鹿」なんですよ。
 弱いというより馬鹿。

 アルゴリズム的にCPUを人間並にするのが難しいのはわかるのですが、それをさっぴいても頭が悪すぎた。
 あと一発で勝てるのに何故か後退したり、勝てるわけがない強敵に無駄に突撃したり…。
 意味不明の行動が多すぎて、敵と戦う戦争シミュレーションとしては興ざめしてしまうんです。

 初代や群雄伝の頃は代替品がなかったですからそれで十分でしたけど、今はもっと強くて歯ごたえのある戦いを提供してくれるSLGが山のようにありますからね…。

 他にも「納期優先で未完成でもGOしちゃう体質疑惑」とか、「起動しない問題が多く技術力に不安問題」とか、さらにいうと「とりあえずシリーズ最新作出してみた! みたいな感じがして、ゲームとしての”おもしろさのコア”をどう考えているのかが伝わってこない」などなど、いろいろ思うところはあるのですが、その辺はスルーしておきます。


 あ、あとは単純に値段が高いです。

 高くてもSLGとして唯一無二なら買うかもしれませんし、SLGとしてはそこそこのデキのキャラゲーだとしても、昔からのファンではあるので安ければ買うと思うのですが、残念ながら両方クリアできていないので、結果「興味はあるが買うほどではない」ポジションで落ち着いています。

 旧作が2000円ぐらいまで下がってくれれば買うんだけど…
 Steamだと16年前の『革新』と12年前の『天道』が6000円。
 9年前の『創造』と4年前の『大志』が1万円でした。
 なかなか手を出せないなぁ…

 パラドゲーみたいな感じで、ビジュアルはそこそこにして開発費抑えて、かわりに数値パラメータ部分やゲームシステム部分を頑張った感じの、新生コーエー歴史シミュレーションだしてくれないかなぁ…。
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[ 2021/03/29 17:07 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(0)


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