たびたび話題となるゲームの中古問題。アメリカで中古に対するユーザーの意識調査があったそうです。
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長く遊べそうなのは新品で…「ゲームを新品で買う理由」 まぁ中古を無くすのは、現実問題として不可能ですよねぇ…。そりゃ消費者は安い方を買うよ。
特にゲームの場合、車や家電と違って、中古による劣化ってパッケージや説明書・CDの傷といった商品価値的には枝葉の部分だけで、肝心のゲーム内容部分では皆無なんだし。
じゃあどうすんの? って話になったとき、上記の記事では
「新品で買ってそのまま手放したくないような、いつまでも遊べるゲームをつくることが一番の中古対策」
と言っています。
確かにそういう一面もあると思いますが、それをデフォルトにしちゃうとストーリー性の強いゲームが圧倒的に不利になっちゃうんで、RPGとかアドベンチャーとかが得意なメーカーが辛いかなぁって気もしちゃいます。
僕はストーリー系のRPGも遊びたいですし。
じゃあどんな中古対策があんだよ? と言われると、さっと思い浮かぶ対策は以下の2つ。
・新品と比べ中古の価値を著しく下げる。
・そもそも中古売買をできないようにする。
一つ目の「中古の価値を下げる」スタイルで考えられるのは「パッケージ特典」とか「ダウンロードコンテンツ封入」型ですかねぇ…。
比較的お手軽な中古対策なんでしょうが、「特典無しは買いたたかれる」→「激安で販売される」→「特典に興味が無い層が大喜び」なんてケースが出てきそうな気はします。
もう一つのアプローチはダウンロード専売方式とかネトゲがあたるかと。こちらは「中古ゲーム」が存在しえません。
こちらの場合は流通システムやらネットワークインフラやら、なかなかめんどくさい部分も多く、全面的に運用するには多少の時間が必要でしょう。
とはいうものの、遠からずこっちの方式が主流になるんじゃないかなぁと思います。ネットワーク経由で手軽にゲームを販売できるようになれば、わざわざ中間業者をはさんでコストをかけてまでパッケージ販売する理由は「メーカー側には」あんまり無い。
ユーザーからすると、流通コストダウンによるゲームの価格引き下げという恩恵があると同時に、親しい友人とのソフトの貸し借りなどができなくなる、パッケージという「モノ」を所有できないことに寂しさを感じるなどのデメリットもあるので、一概にネット販売が良いとまではいえませんが、まぁメーカーがネット販売しかしなくなれば、比較的スムーズにそれを受け入れるようになるのではないでしょうか。
実際、ゲーム機と比べてよりネットワークとの親和性が高いPCゲームの世界では、Steamに代表されるように、ゲームのネットワーク課金化がかなり進んでますしね。
まぁどちらの方法をとるにしても、当分は「中古」という存在は無くならないと思われ。
でもって、中古だとメーカーが儲からないのは事実で、それが行き過ぎるとメーカー倒産ゲームファン意気消沈ってなる可能性も否定はできず。
なんでもかんでも新品買えー中古はダメーとまでは思いませんが、本当にお気に入りのタイトルやメーカーのものは、応援の意味もこめて新品購入してみるといいかもしれません。
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アメリカって今でもゲームソフトレンタルやってるのかな?
360ユーザーだが、今は全部新品を買うな。
大抵ネットで予約している。
中古でやりたいゲームはやりつくしたからな。
たまに中古の海外版買うぐらいだな。
キネクトも発売されたので、これからの出費が痛いわ。
発売日に買ってやりたい!っていうゲーム以外は中古で済ませてしまうな…
>じゃあどんな中古対策があんだよ?
現実的にメーカーがやっているのは、
・ロード時間やエフェクトをわざと長くしてプレイ時間を水増し
・必須収集要素を山盛りにしてプレイ時間を水増し
・レベルカンストを廃してプレイ時間を(ry
10時間で終わる密度のゲームに100時間かけさせられるのは、中古のせい。
作り手は面白さを犠牲にしても発売後一週間以内の中古出回りを防がねばならない。
中古が無くなればスーファミ時代のようなテンポ良く濃密なゲームを出すことも出来る。
だが今はそれができない。
作り手がそれを目指しても経営者がそれを許さない。
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