北米大手メーカー「FFはRPGじゃない」←「RPG」って日米で意味が違うよね 

BioWare開発者: 『ファイナルファンタジーXIII』はRPGではない

頭にJを付けることはできるでしょうが、それはRPGではありません。プレイヤーは一切選択を行わず、キャラクターを作ることもなく、キャラクターを演じることもありません。それが何なのか私にはわかりません―おそらくアドベンチャーゲームでしょうか?

 以上、現在ベセスダと並ぶ北米2大RPGメーカーなBioWareの脚本担当ディレクターさんの言葉。

 FFがRPGかどうかはこの際どうでもいいとして、そもそも「RPGって何?」って定義の問題からしていい加減。
 もともとRPGは戦士や魔法使いになりきってゴッコ遊びを楽しむテーブルトークRPGのことなワケで、そこから戦闘部分や探索部分だけに特化して抜き出したのがコンピューターRPG。

 本来の意味が「役割(Role)遊び(Playing)ゲーム」なのに、戦闘やら迷宮探索だけにしぼった時点でコンピューターRPGはちょっぴりイビツなワケで。

 それでもアメリカでは比較的、行動の選択の自由を残すことで「ロール」部分を意識させつつ進んできたのに対し、日本では選択の自由があまりないDQFFが主流となって進歩してきたことで、同じ「RPG」という言葉が、日米では意味するところがかなり違ってしまった気がします。

 日本で「RPG」って言ったら、一番大きいのはキャラクターの成長要素の有無じゃないですかねぇ…。例えばシミュレーションRPGのRPGって、元の意味から考えたらワケ分らない。

 確かに、本来の意味で言えば、FF13はRPGというよりアドベンチャーだとは思いますが、それを言い出したらMGS4だってアドベンチャーって言えるし、アンチャーテッドだってCoD4だってアドベンチャーと言えなくもない。
 逆に「用意された物語を、物語中のキャラクターとして疑似体験することは「役割を演じて遊んでいる」ことではないのか?」って気もするし。

 結局、最近はハイブリッド化が進んで、昔のジャンル分けじゃ追いつかないのでしょう。


 まぁジャンルは分類のための指標でしかなく、なんで分類するかといえば購入時の目安が大きいと思うので、「そのゲームがどんなものかなんとなく分る」のであれば、それでいいのだろうと思います。
 最終的な「ゲームとしてのクオリティ」は「ジャンルらしいかどうか」とは無縁なワケだし。

 まぁFFの場合、あれを「RPG」って言って売ると、オーソドックスなRPGっぽいものを期待して買った人はスカされるかもしれないので「ジャンル:新感覚RPG」とか「ジャンル:FF」とかで売り出してもイイとは思いますが。


 以下、昔の洋ゲーの思い出話なオマケ戯言。




 北米の「RPG」ってどんな括りなんだろうか…。
 ちょっと古めの洋RPGをひねり出してみた。

 ウィザードリィ
 ウルティマ
 ダンジョンマスター
 フェイブル
 バーズテイル
 バルダーズゲート
 ネバーウインターナイト
 アルカナム
 ディアブロ

 あと「DeusEX」なんかもRPG扱いされたりのようだ…。

 こうやって並べてみると、海の向こうも「戦闘特化キャラクター育成系」と「物語にそって大冒険系」に分かれてる模様。

 フェイブルとかウルティマあたりが物語系で日本の主流に近いけど、それでも日本のRPGと比べるとプレイヤーの選択が物語の進行に影響を与える部分は大きそう。
 実際は洋ゲーも物語自体は一本道だったりするけど、日本ほど「なぞっている感」を感じないのは、演出の違いと思われ。サブクエストをたくさん仕込んどいて、結果をプレーヤーに選ばせたりとかね。
 まぁそれやると、用意しなきゃいけないストーリーが膨大になって、それぞれのエピソードの演出力が下がるってデメリットもあるだろうから、結局はユーザーが求めるものの取捨選択なのでしょう。

 つか昔の洋ゲーで物語を見せるの中心のゲームってなんだろ? RPGじゃなくて、ミストみたいなアドベンチャータイプか、HALF-LIFE的なシステムが使われてたのかなぁ?
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[ 2010/05/14 16:10 ] 海外ゲーム事情 | TB(0) | CM(6)


日本人的な感覚で言えばアサシンクリードとかもRPGっぽいですよね~
龍が如くもRPGと言えなくもないし。正直どうとでもいえるなぁ
FFはFFというジャンルでいいじゃん
[ 2010/05/14 17:50 ] [ 編集 ]

FFはサウンドノベル説を唱えてみる
[ 2010/05/14 21:41 ] [ 編集 ]

そう言えば、高橋名人がスーパーマリオをアドベンチャーゲームに分類していた事を思い出した。ゲームと言えばシューティングゲームの事だった時代。
[ 2010/05/15 00:27 ] [ 編集 ]

FFが予想外に売れちゃったからけん制してるだけと思うが。
アメ公はこの手の「口撃」をよくやるしな。
[ 2010/05/15 00:30 ] [ 編集 ]

13作も続けば異端児が出てきても不思議ではないし、その13作目も
売り上げ評価とも悪くはないんですよね?それで、13がRPGかどうか
…北米大手ね…わしはこんなもんラーメンとは認めんぞ!みたい
に、わしはこんなもんRPGとは~って感じなんですかね。頑固親父
的な?管理人さんが言うように海外にも色々なタイプのRPGがある
と思うんですが、13がそれとは大きくかけ離れたものって言いたい
んでしょうね。実際、FF13は本来の冒険物語とは違ってましたし。
でも、海外の方がいうこともよく分からない時がありますね。ニーア
も若い青年の方が良かったという声を聞くと…?って感じ。アメコミ
にも頑張ってる若いヒーローはいたと思うし。
[ 2010/05/15 01:05 ] [ 編集 ]

あたりまえだけど、遊んで面白い。それがユーザにとって一番大事。
ジャンル分けなんてどうでもいいのです。

『面白い作品を作ってください。』

国内外問わず。

[ 2010/05/16 13:05 ] [ 編集 ]

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