前作より遙かにおもしろい! 『アサシンクリードII』プチ・レビュー 

「アサシンクリードII」をまったりとプレイ中。
 かなり楽しいのでちょっぴりファーストインプレッションでもしておこうかなと。
 プレイ時間は5時間ぐらいです。

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 今までも何度か書きましたが、前作「アサシンクリード」は、正直「ゲームとしては」微妙な部分が大きかったんですよね。その最大の理由は「ゲームを進めるモチベーション」を煽る部分が、あまりに適当だったことではないかと。

 メインのストーリーはあんまり面白くなく(個人的な評価ですが)、各種ミッションがかなりこまごまとした小粒な内容&同じような内容の繰り返しでイマイチ盛り上がらず、その上「メインストーリーを進めるには作業的なミッションの繰り返しが必要」という仕様だったので、ストーリーが気になってもなかなか先に進めず盛り上がりに欠けると…。
 また「ステルスアクション」をウリにしているくせに縛りが緩すぎるもんだから「ステルスする必要があまりない」という体たらく。

 ユーザーが「ステルスでかっこよくアサシンするぜ!」とか「ダマスカスの街をカンペキに探索するぜ!」みたいな自分オブジェクトを設定すれば楽しめるのですが、それが高い壁であるのは間違いなく、結果としてアサクリのゲームとしての評判は「何がおもしろいのか良く分からん」に落ち着いた気がします。
 僕は歴史好きなので、中世の街を歩けるだけで満足していましたがw


 それらを踏まえた上で「II」を見ると、かなり大幅に改善された印象を受けます。

 まずストーリー性が段違いに向上しています。メインストーリーを進める際に作業的なミッションをこなす必要が大幅に減ったため、物語への没入度が大幅に上がりました。
 あと根本的にお話の内容も僕はIIの方が好きだし。てか正直Iのストーリーとか印象薄すぎでまるで覚えてないww

 箱庭ゲー的な要素が強いアサクリですが、それでも芯となる部分は大事だと思うんですよね。
 芯となるモノはストーリーでも、アサシンとしての成長でも、街の発展でもなんでもいんですが、コアがなくてただ「箱庭で遊べ」と言われても、モチベーションがなかなか続かない。
 サブミッション的な内容が作業的であるのはかまいませんが、作業が「強制」になると厳しい。作業は「やりたくなったらやる」が理想なワケです。
 その点、IIがメインとサブを分けた作りになっているのは大きな進歩ではないでしょうか。ストーリーだけを追うことを楽しめるようになった「II」によって、アサクリはやっと「ゲームとして楽しめる下地が整った」と言えるかもしれません。


 つぎに「ステルスアクションの必要性」も大きく変化しています。
 前作でもステルスアクションはウリにしていたんですが、ステルスする必要はまったく無し。主人公がかなり強いんで普通に喧嘩して平気だし、騒ぎを起こしてもすぐ逃げ切れちゃう。わざわざ面倒なステルス手順を踏まなくても、街中で堂々と抜刀してハデにチャンバラした方がお手軽でした。

「II」ではステルスしないとダメなのか? と言われると正直良く分からない。というのも、そもそも「ハデに暴れよう」という気にならず、自然とステルス行動を取っちゃってるんです。ストーリー性が強まったおかげで「ここでは暴れない方がいい」みたいな自制が効くんですよね。That's ロールプレイ。

 他にも、暴れるた時に出てくる敵の数が多くなっているとか、ミッションに制限時間があって見つかって暴れていると時間が足りなくなるとか、ステルスしないとそもそも目的地にたどり着けないようになっているとか…。とにかく全体的にステルスする「動機付け」がしっかりできている印象です。

 たぶんステルスしないで暴れる方向でも進められるとは思いますが、少なくとも前作より「ステルスする価値」が増しているのは間違い無いと思います。


 前作と比べて大きな違いはこの2点でしょうか。基本的なゲーム内容は前作に準じていて、壁登りアクションとか、高い塔に上って街をスキャンして藁の中に飛び降りるとか、まぁアサクリらしさを残しつつ、細かい部分で遊びやすさやアクションの面白さを追加しています。

 グラフィックも前作からそれほど大きく変化した印象は受けません。むしろ僕は前の方が好きかもw
 まぁその理由はグラフィックの質というよりは、フィレンツェよりは中東的な街並みの方が好きという理由によっているんですが。
 逆に言えば「街の中を歩いていて好き嫌いが発生するほどには、街の雰囲気を楽しめる」ことでもあるのでしょう。

 そんなワケで「買って良かった」と思える良ゲー評価です。

 しかしCoD出るまでに確実に終わらねーなこれ…。どうしようかなぁ…。
 ていうかコレもスクエニ販売なんですが、よく考えると12月ってアサクリII→CoD:MW2→FF13とスクエニソフトがめちゃくちゃ偏ってますよね。FFはちょっと毛色が違いますが、アサクリとMW2は客層がけっこう被ってる気も。
 ズラせばいいのにと思いつつ、ローカライズの手間を考えるとこれより早く出すのも難しかったのかもしれないので、ヘタに「ムリヤリ遅らせる」よりはマシだったのかもなぁ…。

 ちなみに言語は吹き替えが「英語・日本語・イタリア語」から選択可能。日本語字幕のON・OFFが可能。
 日本語字幕の内容は吹き替えのセリフと同じなので、吹き替えでも字幕でも情報内容は同じ。セリフにあわせて唇の動きを変化させているようなので、日本語でも英語でも口の動きとセリフが合っていないという状況にはなりません(多分w)。

 僕は最初は英語音声+日本語字幕で遊びましたが、実はこのゲーム、吹き替え声優さんに、関智一、大塚明夫、平野綾、園崎未恵らを起用していてかなり豪華。適度に使い分けながら遊ぶのもいいかもしれません。




【関連リンク】
アサシンクリードII 公式サイト
「アサシンクリードII」の実写版プロモのクオリティがハンパないです

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[ 2009/12/06 20:07 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)


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