「2Dから3D以来の感動」小島、名越、稲船氏らが語る「ナタル」の可能性 

 Wiiでブームに火がついた「モーションコントローラー」。個人的には振って遊ぶのがあんま好きじゃないんですが、少なくともゲーム機の方向性に新しい何かを与えたのは確かなところ。

 そのモーションコントローラーをさらにスケールアップというか、新しいステージにまで引き上げてようとしているのが、マイクロソフトの「体の動きをカメラで録っていろんな入力が出来ちゃうよ!」という「Project Natal」。
 Wiiコンが「振る」「ひねる」といった限定された動きのみ対応だったのに対し、Natalは「体を使った動きや姿勢をほぼ全て認識できる」装置な模様。例えば腰を回してフラフープで遊んだり、体全体を使った画面から飛んでくるボールを避けたり。あと手で○×とか。

 まぁ実物がでていないので、どの程度のモノかは想像するしかないのですが、かなり革命的な入力装置と言えるかもしれません。

 それだけに有名ゲームクリエイターたちの反応もなかなかで、先日の東京ゲームショー関連イベントとして開かれた「360クリエイターズパネルディスカッション」では小島秀夫氏、稲船敬二氏、名越稔洋氏という錚々たるメンバーがNatalの可能性について語っていました。

日本のクリエイターは“Project Natal”をどう使う? “Xbox 360 クリエイターズパネルディスカッション

 ごく一部を元記事から抜粋。かなり長く、Natalで描くゲームの未来像みたいな話になっていて面白かったので、興味が有る方はオリジナルを読まれることをオススメします。

小島氏
「この感動を例えるなら、ゲームが2Dから3Dになったときのインパクトに近い」
「誰もが想像も付かないような新しいゲームを作ってみたい。でも、僕のユーザーはコアな人が多いから、この人たちを置いてけぼりにはできない。新しいクルマを考えるにしても、いきなり飛行機になるのではなく、道路を少し浮くクルマなんですよ」
「自分を理解してくれる、という部分に感じるものがある。愛情を持っているとか、自分がなにをしようとしているとか、なにを考えているとか。実生活では家族がそういう存在なんだけど、家族以上に、同僚以上に自分を理解してくれる存在、というものを作ってみたい。自分の相棒になってくれるロボットとかね。皆さんにとっても、子どもの頃からの夢だったでしょう。それが実現できそう」

名越氏
「説明を聞いたときは『まさか』と思った。でも体験してみて感動した」
「映画の『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で、未来のゲームセンターに行くと『まだ手を使ってゲームやってんの』みたいな場面があるんです。ああ、映画人たちはゲームの未来をこんなふうに想像してるんだなあ。でもそんなことあるわけないよ、と思っていた。でも“Project Natal”を見ると、その未来が近づいている気がする」
「“生命感を表現する”という部分にチャレンジしてみたい」

稲船氏
「想像していたものより素晴らしかった。このシステムがあればあんなことができる、こんなこともできる。すぐにいろんなアイデアがわき上がってきた」
「ゲームにとどまらず、自分の感情を読み取ってくれるデバイスとしても興味深い。自分のことを何でも解ってくれるロボットが欲しい、そう思っていた未来が、もう5年くらい先にまで来ていそうな気がする」
「映画は一方的に見せるだけなのに、さまざまな表現で、観客に多様な感情を発生させている。ゲームも映画に近づこうとしていたわけだけど、やはり従来の指先コントローラーを介しているために、そこでさめる。画面の中で誰かが倒れていて、そこに『助けますか』と表示されて『助ける』を選択してボタンを押す。感情が入っていけない。そういう部分が“Project Natal”なら自然になる。これでゲームはやっと映画を越えられると思う」


 全員べた褒めというか興味津々といった趣き。
 まぁMSのパネルディスカッションなので、多少のリップサービスもあるかもしれませんが、話が具体的なんでホントに感動しているような気もします。

 ちょっと面白かったのは、3人とも「体を動かして入力する」という部分から、ボディランゲージなどで感情を入力することに興味を示していた部分。
 さらに小島さんと稲船さんは「コミュニケーションできるロボット」を夢見ている(名越さんも「生命感を表現したい」とか言ってますし)のが、驚きというか感心というか…。一線で活躍するクリエイターさんの凄みみたいのを感じました。

 実は、僕は元々Wiiコンが好きじゃないせいもあって、Natalにはあんまりというかまるで興味なかったんですよね。拒否反応というかなんというか…。
 でもこの記事読んで、クリエイターさんたちに「こんなコトができるかもしれない、こんなモノを作ってみたい」という言葉を見ていると、ちょっと興味がでてきました。
 早く実物が完成して、対応ゲームがでてくるといいですね。実際に昇竜拳の動きして必殺技を出すのは、ちょっぴり恥ずかしい気もしますが…


<関連リンク>
小島監督「Project Natalこそコアユーザー向け」(Kotaku Japan)
 メタルギアの進化系をNatalで作りたいらしいです。

既存のXboxタイトルはパッチだけでNatalに対応できない?
 発売済みのゲームが「パッチ」でNatalに対応するのは難しいようです。
 新作でしか対応できないとなると、ローンチでソフト揃えるのが大変そうですねぇ…
関連記事
[ 2009/10/03 09:12 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(17)


相変わらずセガは時代を先取りしすぎてたってことかな。
アクティベーターとかイベント用のドラゴンボールZVRVSとか。
[ 2009/10/03 10:01 ] [ 編集 ]

褒めてるのはリップサービスみたいなもんだろ。

このゲームはこの機種でしかつくれません的な
[ 2009/10/03 10:01 ] [ 編集 ]

 

SSやPSの世代で2Dから3Dになった時、意味もなく無理矢理3D化したクソゲーが量産されてたような?
[ 2009/10/03 10:13 ] [ 編集 ]

とりあえず、かめはめ波が撃てるゲームが出たらやってしまうと思います。
[ 2009/10/03 10:51 ] [ 編集 ]

なんか本のカバーにある有名人が書いたオススメ文みたいに全然詳細に触れてないから言ってる内容がスカスカ

どう見ても金もらったからしかたなくうわべだけ褒めてるようにしか見えない
[ 2009/10/03 11:23 ] [ 編集 ]

 

感想通りだったら、たしかに映画超えるだろうな。
そして、映画にも導入されてまた抜かれたり・・・

>>SSやPSの世代で2Dから3Dになった時、意味もなく無理矢理3D化したクソゲーが量産されてたような?
仕方ねぇよ、ノウハウないんだからwww
[ 2009/10/03 11:32 ] [ 編集 ]

>とりあえず、かめはめ波が撃てるゲームが出たらやってしまうと思います。
もう出てんじゃん。体感かめはめ波?だったと思うけど。
[ 2009/10/03 12:18 ] [ 編集 ]

モリニュー爺さんのデモみたいに未来に生きてる技術もいいが
まずはフェイストラッキングによるカメラ操作を家ゲでも普及させてくれ
[ 2009/10/03 12:31 ] [ 編集 ]

なんでこの3人呼んだんだろうと思ったけど、どうやら講演に出た=Natalでゲームを作ることが決まったというMSのセコイ印象操作のためだったみたいだね

海外でも大々的に発表しちゃってるよ
この3人のゲームはNatalで出来る!って

3人は呼ばれたから出ただけで作るとは一言も言ってないんだけどね
[ 2009/10/03 13:33 ] [ 編集 ]

金もらっただけでここまで言う面子でもない気もするが・・・
まぁ実物を見てみないことには何とも言えないな
[ 2009/10/03 14:22 ] [ 編集 ]

Natalでこれだけ感動したんなら
eyetoyでも結構感動したんだろうなこの人たちww
日本では手を出すクリエーターなんて
ほとんど?いなかったけど。
まあソフト作るなんて言ってないけどね
[ 2009/10/03 15:19 ] [ 編集 ]

3人ともゲームクリエイターとしての発言はして無いよなコレ
自分のゲームにどう取り入れるかとかそういう話してくれないとねぇ
[ 2009/10/03 16:41 ] [ 編集 ]

9割以上リップサービスにしか思えないのは自分だけ?
実際に今回のMSはTGSで魅せるソフトが何も無かったし
豪華なキャスティングでお茶を濁したって感じがする
具体的なソフト名やデモが出てれば印象が変わっただろうけどさ
あと、現実は世界中で大ヒットしてるwiiのコントローラーにすら本気で取り組まない会社が多いのに
いきなりナタルに大金使って本気だすのか?
[ 2009/10/03 17:25 ] [ 編集 ]

コメがやたら否定的なのばっかりでワラタ。

新技術に期待するのってクリエイターなら普通の反応だと思うが。
遊ぶ側としても、それで新しいものを楽しめるなら万々歳。
[ 2009/10/03 18:48 ] [ 編集 ]

Wiiコンの時もこんな感じだった気がする
今出てる情報だとただのモーキャプっぽいからまだなんかあるんだろうねぇ
[ 2009/10/03 19:03 ] [ 編集 ]

ナタルは、モーションコントロール的なことしか知らない奴おおいな。
ナタルの凄い所は、身体全体の動きを感知するだけでなく、複数人の音声を判別し、(TGSで体験したジャム爺談)なおかつ人の感情をも感知するところ、(E3のモリニュー談)ここにいる奴らは認めたく無いかも知れんが、日本を代表するクリエーターがその凄さを認め動き出そうとしている(既に動いている)
未来はすぐそこまで来ているぞ。
[ 2009/10/03 23:20 ] [ 編集 ]

感情判別とかできるんですか~。それは知らなかった。
表情を見てチェックするのかな…? 精度が気になりますね。
[ 2009/10/04 00:34 ] [ 編集 ]

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