Witcher3拡張パック「Hearts of Stone」レビュー。「良いDLC」とはまさにコレ 

 先日リリースされたWitcher3の拡張パック『Hearts of Stone』のメインクエストをクリアしました。ので、簡単にレビュー。

 Hearts of Stone / 無情なる心
 Windows/PS4/Xbox One
 $9.99/1179円


・10時間ほどのメインクエスト。
   新たなモンスター、新たな装備、新ヒロイン「シャニ」とのロマンス。
・サブクエスト追加。
・戦闘システムの拡張
   RuneとGlyphによる装備カスタマイズ
   新しいスキルや技の追加



 今回の拡張パックですが、メインとなるのは10時間程度のプレイ時間となる新クエスト。
 本編のメインストーリー同様、シネマティックなイベントシーン、豊富な会話テキスト、プレーヤーの選択によるストーリー分岐など、RPGのストーリーテリングにおいて重要となるであろう要素をふんだんに取り入れた、ハイクオリティなコンテンツとなっています。

 評価すべき1つ目のポイントは、ストーリーのクオリティの高さ。

 ストーリーラインそのものが素晴らしく独創的であるとはいいませんが、それでも緻密に作られてますし、なによりPCゲームのシナリオにありがちな安っぽさがないのが嬉しい。

 物語そのものは「悲劇性を持ったキャラクターたちの人生を描いたエピソード」となっています。
 Witcher3って作品のテイストに忠実な感じ。
 本編で言うと「血まみれ男爵」と似ています。
 ただ、あちらよりも脇を固めるキャラクターたちが活き活きとしているため、それほど暗い印象は受けないかもしれません。
 とくにシャニとのロマンスシーンあたりは、どんどん気分が盛り上がってきますしw

 なんつーか、シナリオに関しては、日本のゲームより海外のモノのほうが、よっぽどしっかり作っている気がしますね。
 国産ゲームのシナリオって「駆け出しシナリオライターの習作」と思ってしまうようなモノが多すぎなんだよなぁ…。
 日本で人気のラノベ的な展開が悪いとは思わないんですが、言い回しの深さ(翻訳の壁は存在しますが)や、プロット・フレーバーの活かし方など、基本的な部分での「書き込み」が足りないんですよね…。
 国産ゲームも、シナリオのクオリティに関しては海外を見習うべきな気がします。

 あと、テキストそのもののデキが良いことにくわえ、プレーヤーの選択によってストーリー展開を変化させられるのも素晴らしい。
 Witcher3のマルチシナリオはかなり本格的なもので、重要な選択でもプレーヤーの選択次第で、大きな違いを見せてきます。

 RPGの場合、「テキストのデキは良いけどシナリオは1本道、そしてその1本道が好みじゃない」という悲劇が起こりやすいのですが、本作の場合は、その心配は比較的少ないです(用意されているシナリオすべてが気にくわない可能性もありますが)。



 僕の場合、メインクエストのクリア時間はだいたい10時間ぐらいでした。日数にして2日ほど。
 2日で1200円という値段をどう考えるかで、この拡張パックの評価は変わってくると思いますが、個人的にはこれだけのボリュームとクオリティのものが、1200円なら「かなりお買い得」だと思います。
 少なくとも「Witcher3」本編を楽しめたのなら、十分な価値があるといってよいかと。

 これだけのモノを1000円ほどで提供してくれるのなら、2016年の春頃に予定されている拡張パック2弾「血塗られた美酒」もかなり楽しみだなー。

 つうか、拡張でもMODでもいいから、サブキャラをフォロワーっぽく連れて歩けるようにしてくれないかなぁ…。
 トリスさんとキャッキャウフフしながら、残っているクエストを潰していきたい今日この頃です。



【おまけの戯れ言】
[ 2015/10/23 21:58 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

PC版「Witcher3」にMODを入れて、画面の雰囲気を変えてみた 

 Witcher3クリア。

 そして2週目突入。

 最近というか、ここ数年のRPGではベストでしたわー。
 プレイ後も余韻が1日ぐらい残ったタイトルはほんと久しぶり。
 先日の紹介で「世界感が暗い」って話をしましたが、メインストーリーだけ追っかける分には、そんなでもないかも。むしろ正統派のヒロイックなファンタジーな気もしてきました。
 ストーリー重視のRPGゲーマーにこそ遊んでほしい1本です。

 MODでトリスとイチャつきながら2人で旅できるようにして欲しいorz

 で、2週目ということで、グラフィックチューンMODとして人気のある「E3FX」を入れてみました。
 SMAAかけて、ブルームなど各種光源処理のチューン、そして色味の調整をしてくれるMOD。

 全体的に青みアップ、赤黄カットで、景色を乾いた感じにしつつ、空気感は柔らかい感じに。
 バニラが日本なら、E3FXは北欧とかロシアみたいな、寒い国にしてくれます。

 なお、プレイ中にScroll Lock押すとMODのON/OFFを動的に切り替えられます。
 ノーマルと簡単に比較できるので、見比べながら好みの方を選びましょー。

 なお、青が強すぎると感じたときは、モニタの色温度を5000(暖色系)にしてみるとよいかもしれません。


 簡単に導入できるので、PCでWither3プレイ中の方は試してみるとよいかと。
 インストールは「必要なファイルを追加しているだけ」で上書きなどはしていませんから、気に入らないときは、関連ファイルを丸ごと削除すればOKです。






[ 2015/06/23 11:39 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(0)