「SWITCH」がぼちぼち量販店で見かけるように? 買うかどうかで悩み中 

 相変わらず大人気なニンテンドーSWITCH。
 発売以降ずっと品薄が続いて、店頭で見かけたことは皆無だったのですが、先日ビックカメラに行ったところ「緊急入荷」のポップとともに、大々的に売ってました。

 僕の友達も「オデッセイと一緒に本体も売ってた」と言っていたので、一時期の超絶品薄状態は脱しつつあるようです。
 まぁAmazonなどの通販系では品切れもしくはプレミアム価格で販売中なので、「手軽に入手できる」とまでは行っていないようですが。
 年末までに十分な数を供給できれば、年末ブーストでかなりの数の普及に成功するのではないでしょうか。


 といいつつも、僕はせっかく見かけたのにも関わらず購入をスルー。

 仕事場にSWITCHがあるのですが、「ゼノブレイド2」は個人的に遊びたいから買おうかなぁ…とも思ったんですよね。
 でも、今後のサードを含めた新作展開がイマイチはっきりしないので警戒心がわいちゃったり。
 結局「様子見」とジャッジしました。

 ちなみに、これまで発売されたSWITCHタイトルは一通り遊んでまして、それらの評価は以下な感じ。

●ゼルダ:神ゲー。でもWiiU版買ったからSWITCHなくても大丈夫。
●マリオカート:楽しい。でもWiiU版あるから個人的に買うほどでは…。
●ARMS:おもしろいけど、「奥深さ」が極端で、エンジョイ勢の僕はすぐ飽きそう。
●スプラトゥーン:「未経験者お断り」感あふれる世界観が苦手。
●オデッセイ:楽しい。ただ難度が低くリプレイ欲を刺激しないので、仕事で1回クリアしたら十分。

 全部未プレイだったら本体買ってたかもw
 まぁゼノブレ2をどうしてもやりたくなったら、衝動買いすると思います。

 国内外のサードは、SWITCHに対する立ち位置をどうしていくんですかね?
 PS4XBOXとは性能帯が違うから、別展開が必要になりそうだけど…。


 ちなみに、僕みたいな「興味はあるけど”絶対欲しい!”ってほどじゃない」勢的には、常時品切れ状態ってのは、かなりマイナスだと思うんです。
 欲しいときになければ諦めますし、下手したら興味自体が薄れちゃう。

 そういった意味では、供給が十分になって「いつでも買える」状態になるのは、よいことではないかなぁと思います。
[ 2017/11/08 13:15 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

「ベヨネッタ2」感想:高い完成度を誇る正統進化系。世界観は前作推しで 

 ベヨネッタ2をクリアしました。
 というわけでレビューというかインプレッション。

 とはいっても、正直あまり語ることがないw 基本的に、初代ベヨネッタの良いところはそのまま悪いところを改良した、オーソドックスな進化系。大きな変化はあまりないです。

 もともと、ベヨネッタ自体がとてもよくできたアクションゲーム。
 圧倒的なハイスピードアクションでありながら、複雑なことを考えなくてもそこそこ戦えて、それでいて、慣れてきたら様々なシステムを使い分けることでさらに上手くなれるという絶妙なシステム設計は、アクション好きであれば高確率でハマれるはず。(逆に、そこそこの難度になっているため、無双系のような「お手軽に俺ツエーしたい」は厳しいかも)

 とくに回避行動がそのまま攻撃手段となるウィッチタイムと、回避しつつコンボをつなげられるダッジオフセットの両システムは、使いこなせたときの快感がすばらしい。
 アクションゲームの醍醐味である「困難を克服できたときの快感」を楽しみたいなら、ベヨネッタはまさにうってつけの1本と言えます。

 「2」は、その初代の良さを残しつつ、バランスは全体的に良くなったというか「丁寧」に作った感じ。
 クソ長いボス戦がなくなり、シューティングゲーム面のボリュームダウン、初見クリア不可な即死QTEほぼ廃止など、かゆいところをブラッシュアップ。

 さらに、爽快ではあったけどバランスブレイカーだったキルゴア中佐の撤廃と、同時に強力な破壊力を発揮できる「アンブランクライマックス」システムや、アンブランアーマーの実装など、プレイヤーを苛つかせない範囲でNerfとBuffをバランスよく実装しています。

 あえてケチを付けるなら、ストーリーモードの後半がボス戦の連続になっていること。

 ベヨネッタというゲームにおけるボス戦は、パターン的な戦い方中心になってしまい、状況に合わせて様々な技を組み合わせていくという楽しみ方が難しい。

 ベヨネッタの醍醐味である、多彩なコンボとダッヂオフセットによる自由度の高いアクションは、ボス戦よりも、大量のザコ&中ボス戦でこそ生きると思うんですよね。
 ボス戦が悪いとはいいませんが、もう少しバランスのよい構成にして、気持ちよく遊ばせて欲しかったです。

 まぁクリア後のやりこみで思う存分楽しめるので、致命的なマイナスではありません。



 アクション部分での完成度は非常に高い「ベヨネッタ2」ですが、一方で、それ以外の「ストーリー」や「音楽」といった面は、個人的には「1」の方が好きです。

 音楽は、1が反則気味な作りで強烈によかったのと、2の音楽も決して悪くはないというかむしろ良作なので、まぁいいのですが、ストーリーの方は、正直あんまり好きじゃない。というか退屈。

 1もメチャクチャな展開ではあったんですけど、それでもジャンヌという存在や、徐々に明らかになっていく真実とかのおかげて、「盛り上がっていく感」がけっこうあった。
 しかし2は、ものすごく1本調子。
 ラスボス後のイベントを見ながら「あれ? もしかしてこのまま終わる?? 終わりそうだけど、なんか寂しくね?っっw」なんて思ってしまいました。

 あと、ベヨネッタさんのキャラ描写も1の方がよかったかなぁ。
 1の方はツン多めのデレ少なめだったのですが、2はかなりデレが多くなっちゃって、なんか普通の人になっちゃった印象。

 1の世界感は好き放題やっていろんなところがぶっ飛んでいるんだけど、それでいてギリで破綻していない感じだったのですが、2は全体的に丸くなってヌルくなっているくせに、たまにぶっとんでいるところがぶっとびすぎててマッチしていない…とでも言うのでしょうか。
 何書いてるか自分でもわからねーなw

 ともあれ「世界感」は、あくまで個人的な印象では、「1」の方が良かったです。



ロンチトレーラー。


任天堂謹製紹介動画。任天堂が絡んだせいかナレーションがお堅いw 微妙に気持ち悪いww



 さて、僕は「ベヨネッタ2」を遊ぶためにWiiUを購入しました。
 ついでに、Wiiのプロコンも同時購入しています。
 ソフトと合わせると、全部で3.5万ぐらいですか。

 ちょっと高いかな…とは思いますが、十分楽しめました。
 ハードごと購入に一片の悔いなし。

 まぁこれは、かなりの「ベヨネッタ好き」だからこそ言える意見ではありますがw

 友達から「ベヨネッタのためにWiiU本体ごと買いたい」と相談されたら、「PVの世界感とアクションゲームが好きならイケる可能性大だけど、もしハズレだとタイトル数が少なくて潰しが効かないから、よく考えて買え」ぐらいは言うと思います。
 もしくは「ゼノブレイドクロスとかゼルダ無双が好きなら、合わせ技で問題ナシじゃね」かなw


ベヨネッタ2 (Wii U版「ベヨネッタ」の
ゲームディスク同梱)


 
[ 2015/02/10 16:31 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

「マリオカート8」レビュー。良作だが、前作を超えたとは言いがたい 

「マリオカート8」のレビューです。
プレイ時間は数十時間。グランプリは150ccでミラーまで全部優勝、タイムアタックはノーマルカートでスタッフゴースト全撃破済みです。


 マリオカートといえば、任天堂屈指のキラーコンテンツ。
 シンプルでありながらも、バラエティ豊かなギミックが詰め込まれたステージと、いつでも一発逆転が狙える緊迫のアイテムバトルは、「みんなで楽しめるレースゲーム」としては出色のデキだと思います。

 ただ、「8」ということで、どうしても「シリーズの中での優劣」「前作と比べてどうなのか?」といった見方も入ってきます。
 そうした見方をすると、正直「8」はあまり高い評価をつけられないかも。

 平たく言えば「クオリティは高いけど、シリーズ物としては停滞した1本」というとことでしょうか。
 以下、良い点と悪い点を列挙してみます。

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良い点
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1:グラフィックが美しくなった
 WiiUということで、Wii版や3DS版のマリオカートと比べると、グラフィックのクオリティが圧倒的です。
 任天堂らしいカラフルでファンタジックなアートワークが、HD画質でプレイできるのは感動的の一言。
 この手の「みんなで集まってワイワイ遊ぶゲーム」で、ぱっと見の印象が華やかなのはとても大きなことだと思います。
 カートの動きもスムーズですし、フレームレートが高いおかげなのか、動きがクッキリと見極められるのも嬉しい限りです。




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悪い点
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1:速いスタッフゴーストがいない
 前作まではタイムアタックで、比較的楽に勝てる「スタッフゴースト」と、かなりやりこまないと勝てない「速いスタッフゴースト」がいたのですが、今作では「速いスタッフゴースト」がいなくなりました。
 おかげで、タイムアタックするときの「目標」がなくなっちゃったんですよね…。

 ネットのゴーストと勝負しろってことなのかもしれませんが、ネット相手だと上手すぎて勝負する気にならないんですわ…。
 タイムアタックを楽しみたかった人にとっては、この点は大きなマイナスポイントとなるかもしれません。少なくとも僕はこの「改悪」が一番残念でした。


2:マップの作り込みがイマイチ甘い気が…
 じっくり比べたワケではなく、印象的なものなのですが、Wiiと3DSは、タイムアタックをしているときに、マップを「攻めている感じ」がもの凄く感じられました。ギリギリのところを攻められるように用意してあって、かつそこをうまく攻めていくと満足感あるリターンが得られる…みたいな。

 つまりレベルデザインの意図や深さみたいなものを感じられたんです。

 一方、「8」はそれがあんまり伝わってこない。
 見た目の華やかさは向上しているんですが、中味がスカスカした…とでもいうのでしょうか。
 ステージが全体的に短めになって小粒な印象を受けますし、ギミックもまばらな感じ。
 タイムアタックで「コースを攻める楽しさ」がダウンした気がします。

 ただこれは、Wiiや3DSでは速いスタッフゴーストと勝負したため、よりギリギリのタイムアタックが必要だったのに、「8」の場合はそこまでヤル必要がないので、たんにやりこみが足りないだけ…かもしれません。


3:ミニマップがパッドにしか表示できない
 見出しどおりです。
 なぜメイン画面にミニマップを表示しないのかと…。
 手持ちのパッドに情報表示されたって、アクションゲームじゃメイン画面から目を離して見ている余裕なんてありません。

 グランプリの場合、コースのレイアウトだけでなく、ライバルの順位や位置関係も重要な要素になるのですが、レース中にそれを確認できません。
 こんなこと、ちょっとテストプレイすればすぐ気づくだろうに…。
 何か制作側の意図があるのかもしれませんが、正直デメリットしか感じられません。

 パッドを強引に使おうとして、持てあましちゃったんですかねぇ。

 そういや、マリカもパッドのメリットはほとんどなかったです。
 もはやパッドはWiiUのセールスポイントになってないし、任天堂もどうにかする気があまり無いようなので、本体をパッド無し1.5万ぐらいで売った方がいいと思います。パッドはリモコンプラスみたいな拡張コントローラー扱いってことで。


4:バトルのコースが専用じゃない
 ふうせんバトルのコースが専用じゃなくて、グランプリの使い回しになっています。
 使い回しでもおもしろければよいのですが、専用コースだった過去作の方が圧倒的に楽しいです。

 コレに関しては「納期が間に合わなかったから、ありもので間に合わせた」と思われてもしょうがないかと…。
 バトルモードをメインで遊びたい人は、Wiiや7で遊んだほうがいい気がします。


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 以上。
 ちょっと辛口なレビューになりましたが、けっして悪い作品ではないです。むしろ良作。
「マリオカート」がもつ魅力は十分に受け継いでいるとおもいます。

 そもそも、悪いほうの「1」と「2」はタイムアタックをやりこむと気になるポイントであって、グランプリでの対戦などをメインに遊ぶ場合は気にならないと思います。
 グランプリでワイワイ遊ぶばあいは、グラフィックの向上による「楽しい雰囲気大幅アップ!」の恩恵が圧倒的かと。
 ミニマップが表示されないのは残念ですが、そこまで大きな問題でもないですしね。

 さらに言えば、がっつりやりこみたい人は、ネットでゴーストが拾えるので、もしかしたら今まで以上にやりがいが増えているかもしれません。
 そう考えると、僕みたいな「中途半端にやりこむ人」あたりにしか、マイナスの影響はないのかもw

 WiiUユーザーなら、レース好きはもちろん、アクションゲームが好きな人であれば、かなり楽しめることは間違いないので、持っていて損はない1本だと思います。

[ 2014/06/02 18:34 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

「ドンキーコング トロピカルフリーズ」レビュー。難しさで勝負する王道アクション 

「ドンキーコング トロピカルフリーズ」を友達が買ってきたので、少し遊ばせて貰いました。
 というわけで簡単レビューです。

 クソ難しいww

 めちゃめちゃ難しいです。
 その難しさというのが「やり方が分からない」とか「めんどくさい」とかじゃなくて、単純にジャンプやダッシュのタイミングが難しいという、「アクションそのもの難しさ」となっているのが本作の最大の特徴。

 例えば敵を踏みながら崖を渡っていくようなシーンがあるんですが、そこでは「敵を踏みつつジャンプボタンを押して前に進み、ジャンプの距離をスティックで調整しつつ次の敵を踏んで、またジャンプ。以下ループ」という作業を的確にこなさなければなりません。
 ミスると即死です。
 死ぬとかなり巻き戻されるのはマリオ同様なので、難しいシーンが連続するステージだと、苦労して先へ進んでも、その先で死ぬとその苦労があっさりと水の泡になります。

 また、基本的に「マップ覚えゲー」。マップを覚えずにクリアするのは不可能に近いところがけっこうあります。
 横スクロールアクションで、けっこうスピード感もあるので、ピョンピョン跳ねながら気持ちよく進んでいくゲームを想像しちゃうと、実体はまるで違うことを思い知らされるでしょう。

 ピョンピョン気持ちよく跳ねてると、トラップはってあって死にますからね!

 また、やり込み系のコレクトアイテム集めも用意されています。
 取るのはそこそこ大変ですが、取得の仕様が優しい作りなので極端にマゾいわけではありません。本作の「もともとの難しさ」を楽しめる人であれば、普通に楽しみながら集められるレベルです。

 基本的にシンプルなゲームで、ゲームとしての本質はスーファミの頃から大きくは変わっていない気がします。今時珍しいくらい、飾り気のないアクションゲームかと。

 ただ、ホントに難しいうえにシステムがシンプルな分、クリアするには難しさと正面から向き合うしかありません。
 高いテクニックレベルと死んでもめげない忍耐力の両方を求められるという、アクション好きなドM御用達といった感じなので、正直誰にでもオススメできるゲームではないです。というかむしろ止めるレベル。少なくとも、マリオをヌルく感じるぐらいじゃないと無理w

 その分、クリアした時の達成感と優越感はかなりのモノがあります。
 難しいアクションゲームが好きな人なら一見の価値があるのではないでしょうか。

 任天堂のアクションの中では、間違い無く最高難度。簡単なカービィ、誰でも楽しめるマリオ、マニア大好きドンキーと、上手い具合に棲み分けているのかもしれませんね。



ドンキーコング トロピカルフリーズ
任天堂 (2014-02-13)
売り上げランキング: 20



 以上、さっくりとまとめてみた。
 ここからは少しネガティブな話。
 それもゲームの内容とはちょっと外れた話なので、本作が好きな人はスルーでよろしくですorz

[ 2014/02/15 12:57 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

「ゼルダの伝説 風のタクトHD」クリア&感想。GC版とほぼ同じ"移植作" 

「ゼルダの伝説 風のタクトHD」をクリアしました。
 仕事がらみなので攻略本見ながらですが。

 風のタクトはGCの時にクリアしてまして、当時は

 大絶賛

 したのをよく覚えています。
 買うまでは否定的だった猫目リンクたちも、いざ遊んでみると実にいい味でてましたし、何よりディズニーインスパイアなアートディレクションや、アニメ的でアーティスティックなエフェクトが素晴らしかった。

 また大航海時代やATLASなど、海系ゲームが好きな僕にとて、舞台が大海原で、船にのって自由に航海しながら、さまざまな旅を冒険するというのも魅力的でした。


 一方で、世間の評価はあまり芳しくなかった印象です。
 日本でゲームキャラというとアニメ系が中心なわけで、そんな中で、あの猫目なキャラデザインは異質すぎ。
 また、ゲーム内容も僕は楽しかった大航海冒険シーンも「だだっ広い海を延々移動しなきゃいけなくて苦痛」という声が大きかったようです。

 そんな風のタクトが、このたび晴れてHD化!
 WiiUという最新機種でどのように生まれ変わったのか興味を引かれるところです。




 なにも変わってませんでした。


 HD化してるんですけど、正直アニメ絵のゲームってHD化の恩恵少ないですよねぇ…。

 今回、GCをひっぱり出して比較したワケではないので、たぶん並べて比べれば間違いなくHDの方がきれいなんだと思います。
 たとえばテイルズもヴェスペリアのHDグラフィックは、それまでのSDグラフィックと違って、あきらかにクオリティの違いがありました。
 ヴェスペリアやってからPS2のアビスやると、そこそこガッカリしましたから、この風のタクトもWiiU版やってからGC版やったら、多分がっくりすると思うんです。

 でも、第一印象的な部分では、「あんま変わなんねーな」というのが正直なところ。
 HD化によって感動的な変化は感じられません。

 もちろん、細かい部分ではいろいろチューンされています。
 パッドを使ったアイテム操作やマップ表示は実に便利。
 かって「かったるい」と非難囂々だった船での移動には「倍速モード」と「自動風向き変更モード」が追加され、海の移動が思いっきり楽になりました。
 その他、くどかった演出がシンプルになっていたり、作業的だったイベントが簡略化されたりしています。
 やり込み用ということで、ハードモードも追加されています。

 「遊びやすさ」という面では大きな進化があるのは間違いありません。


 反面、ゲームの本質的な部分はまったく同じです。
 追加エピソードもダンジョンも、もちろん新キャラもいません。
「リメイク」というより「移植」という言葉がぴったりくる印象です。


 もともとアクションゲームに定評のある任天堂ですから、難度と見返りのバランスが絶妙で、微妙にイラっとさせつつ、それゆえに成功したときの嬉しさは、他では得難い物があります。
 シンプルでありながら、解いていて楽しいパズル的なしかけも、さすがゼルダといえます。

 そしてあの、「唯一無二」と言えるオリジナリティあふれるビジュアルが、さらに風のタクトを特徴的なタイトルにしています。
 あのビジュアルが楽しそうに見える人…エピックミッキーにワクワクしたり、アンティークなディズニーアニメに凄みとアートを感じるようなタイプの人には、アクションアドベンチャーとしての質の高さとあいまって、すばらしいゲームとなり得るでしょう。

風のタクトHD 公式紹介動画


風のタクトHD 公式 GC & WiiU 比較動画


 一方、すでにGCで遊んだ人にとっては、アーカイブ的な意味しか感じとれないかも…。
 10年前のゲームですから、懐かしみながらリプレイするのも十分ありでしょう。
 大のゼルダフリークであれば、内容がほぼ同じでも、細かい差を見比べるだけで楽しめるかもしれません。
 
 しかし、そういった明確な覚悟なしで、完全版や追加要素的なものを求めて買おうというのであれば、まったくオススメできません。

 もし僕の友達がタクトプレイ済みで、HD版の感想を聞かれたら「GC版をWiiでリプレイすれば十分じゃないかな」って答えます。



 個人的には風のタクトは素晴らしい名作だと思いますが、このHDはどういうポジションなのかなーと少々唸ってしまうのも確か。

 正直、バーチャルコンソール的なタイトルでしかないし、そういったタイトルをフルプライスで大々的に宣伝して売るのってどうなんだろう…と思ってしまいました。

 WiiUのゲームが日照ってるだけに、どんなタイトルでも投入した方がよい、完全新作を作っている余力が無い以上、あるものを使って、少しでもラインナップを充実させた方がよいにきまっている…そんな見方ができる一方で、ラインナップが貧弱で1本1本に注目が集まってしまうからこそ、出すタイトルのクオリティはしっかりすべきという見方もできるかもなぁと考えてしまいました。


 ちなみに、初週販売本数は3万本だったそうです。ま、妥当なところですよね…。5万売れるワケないと思ったもん…。
 もともと海外販促用アイテムなのかなぁー


 と、最後はネガティブになりましたが、純粋にゲームとしてみれば「風のタクト」はすばらしく楽しいです。まさに安心の任天堂クオリティ。
 アクションアドベンチャーが好きなら一見の価値はあると思いますよ。

ゼルダの伝説 風のタクト HD
任天堂 (2013-09-26)
売り上げランキング: 83

[ 2013/10/06 23:06 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(10)

任天堂の新型機は「Wii U」。液晶付きコントローラー搭載&Wiiと完全互換 

 任天堂の新しい据え置き用ゲーム機の名前が発表されました。

 Wii U(ウィーユー)

 Wiiの名前は残しました。
 語呂はいいけど、字面の見た目はあんまりだなーw
 発売は2012年。値段には触れず。


 スペックは以下。
  • サイズ
     高さ約46mm×幅約172mm×奥行き268.5mm (突起物含まず)


  • 新コントローラ
     6.2インチ、16:9のタッチスクリーンとボタンコントローラが合体した充電式コントローラ。
     2つのスライドパッド、電源ボタン、HOMEボタン、十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、ZL/ZRボタン、加速度計、ジャイロセンサー、振動機能、カメラ、マイク、スピーカー、センサー部、タッチペンを備えている。


  • 他のコントローラ
     Wiiリモコンは最大4本まで同時接続可能。ヌンチャクやクラシックコントローラ、バランスWiiボードなど、あらゆるWiiコントローラや入力装置に対応。


  • メディア
     新ハード用12cm高密度光ディスクおよび、Wii用12cm光ディスクをプレイ可能なセルフローディング式ドライブ搭載。


  • ビデオ出力
     1080p、1080i、720p、480p、480iに対応。 HDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジット。


  • オーディオ出力
     AVマルチ出力およびHDMI端子からの PCMリニア6CH出力対応。


  • 容量
     内蔵フラッシュメモリ。SDメモリーカードや外付けUSBハードディスクドライブによる拡張可能。


  • CPU
     IBM PowerRを基にしたマルチコアプロセッサ。


  • その他
     4つのUSB 2.0端子。Wiiとの後方互換性。



 コントローラーのモニターには、Wii U本体で作られた映像が遅延無く転送される。とのこと。
 イメージ的には本体にTVとコントローラーのモニタをくっつけたデュアルモニタ環境ってところでしょうか。

 TVとコントローラーは、両方に同じ画面を表示するクローンモード的な使い方と、それぞれの画面に別々の映像を表示する拡張モード的な使い方が可能。
 TVの画面を使わずコントローラーの画面だけでゲームを遊んだり、一方でコントローラーの画面でTVのゲーム画面をズームして狙いをつけたりといった2つの映像を連動させた遊び方もできる。

 スマブラを3DSとWii Uで作成&それぞれのプラットホームのものが連携する。
 3rdパーティタイトルでは、ダークサイダー2、鉄拳、アサシンクリード、ゴーストリコン、EAスポーツ、ニンジャガイデン、バットマンなどのタイトルが開発中。


 これ、コントローラー部分のコンセプトについては、かなりスゴイと思う。

 ナニがスゴいって「TVとコントローラーで2つの映像を同時に表示しつつ、その映像を連動させてゲームができる」ってこと。コントローラー部分には各種センサーやパネルが付いているから、単純なモニター2つとは次元の違う連動性を持たせられるワケです。

 プレゼンでは「コントローラーを足下に置き、そこにボールを表示、Wiiコンでスイングして、TV画面でボールの飛んでいく様を表示する」って使い方が表示されていました。
 これクチで説明しても分かりにくいと思うんで、動画で見ることオススメします。
 Liveの方はシークできないんで該当部分見るのめんどうですが、日本語同時通訳付き。
 Youtubeの方はWii U部分のみ閲覧できますが、英語のみです。

Nintendo E3 2011 プレゼンテーション



 ともあれ、プレゼンを見れば「ゲームの表現力、ゲームのプレイ体験が革新的に向上する可能性」を感じることができると思います。
 妄想膨らむわぁw

 不安は「コントローラーが重そう」ってトコかなぁ…。あれ持って何時間もゲームするのはキツい気もする。
 あとストレージがデフォルト内蔵フラッシュのみでHDDは外付けオプションってのもちょっと心配。外付けHDDでキャッシュ的な使い方ができればいいんだけど…。


 まぁコンセプトが革新的でも売れるとは限らないのがゲームの世界。
 実際に成功するかどうかは、いつも言いますがソフト次第。このハードだから実現できるゲーム体験のアイデアとそれを実現したタイトルをクリエイターの人たちに期待したいところです。


任天堂 E3特設ページ
 スペック、ラインナップ情報はコチラで。
社長が訊く E3特別編
 岩田社長と宮本氏がWiiUについて対談。
[ 2011/06/08 02:45 ] ゲームニュース | TB(0) | CM(6)