「LoVA」がサービス終了。1年で終わらせると客離れが起きないですかね? 

 スクエニの基本無料なMOBA風アクションゲーム「LORD of VERMILION ARENA」が、サービス開始から1年ほどでサービス終了となることが発表されました。

「LORD of VERMILION ARENA」2016年6月30日にサービス終了

 なんつーか、サービス開始1年でサービス終了とかやってると、メーカーの信用度が下がったりしないんですかねぇ…。
 スクエニのソシャゲって課金は絞るわあっさりサービス切るわって印象があって、運営がここのゲームには近づき難かったりorz

 採算が合わないゲームをさっさと終わらせるってのは、メーカーとして賢明な判断なのかもしれませんが、実際にプレイして課金しているユーザーからしたら堪らないはず。
 こういった状況が当たり前になってくると、ユーザーが課金行為に警戒心を抱いてしまわないのかなぁ…。

 この件といい、先日の課金ガイドラインの件といい、どうも業界全体に危機感というかユーザー視点的なものが欠けているような気がするんですよねぇ…。
 なんというか、第2のアタリショクがやってこないよう、業界団体様はもう少し危機感を持った方がよいような気がしますわ。





●おまけ:LoVAって課金ゲーじゃなければ、もっと楽しくなった気がしないでもない

 LoVAは以前、少し遊んだ事があるのですが、正直言ってあまり面白くなかったです。
 で、面白くなかった理由はいくつかあるんですが、その理由のひとつは「基本無料のアイテム&キャラ課金」に足を引っぱられたせいだと思うんですよねぇ…。
※スクエニにバランス調整必須ゲームは無理だと思うみたいな話はナシでorz

 LoVAのキモとなっていたのは「多数のキャラでチームをつくる」部分。
 LoVAの運営は「課金しないと勝てないゲームにしない」と宣言していて、すべてのキャラはゲーム内通貨で購入可能になっていたのですが、その価格はかなり高め。「ゲームを楽しく遊ぶには、序盤のキャラ課金が望ましい」作りになっていました。

 LoVAにとって、もっとも基本的な部分である「チーム編成」の部分に課金が入りこんでしまうと、ゲームを楽しむためのハードルはどうしても上がってしまいます。

 仮に、最初から充分な数のキャラが手元に揃っていれば、対戦で負けてもチームを作り直すことで再挑戦できますし、勝ち負けとは関係なく、いろいろなチームを作ってゲーム自体をより深く楽しむことも可能です。
 ところが、LoVAのように手持ちのキャラが少ないと、多くの人は「行き詰まったときに課金でキャラを増やしてゲームプレイの幅を広げる」方には行かず、「めんどくさいから止める」ことを選ぶと思うんです。

 つまり「本格的に遊ぶ前にとっとと止めちゃう人」が増えてしまう。
 せっかく「基本料金無料」にして間口を広げて多くの人にゲームの楽しさを伝えようとしたのに、そのメリットを自ら投げ捨てているわけです。もったいない…。

 最近人気の「ハースストーン」なんかは、序盤に大量のカードパックを無料で入手できるようにすることで、このあたりをうまくカバーしているのですが、LoVAはそこを上手に処理できなかったのことが、大きく足を引っぱったような気もします。
 ビジネス成立と娯楽クオリティのバランス取りって、ホント難しいですね…

 ビジネス面を考えると課金をどう組みこませるかってのも大事なんでしょうけど、娯楽として成立させていくには、できあがりのクオリティを下げない事も重要だと思います。

 ともあれ、LoVAはゲームの素材自体は決して悪くなかったので、わずか1年で失敗に追い込まれてしまったのは非常にもったいないなぁ…。
 いっそオフゲとして売りに出さないかな? 全部入りパッケなら買いますわw


おまけ:絶対に“Pay-to-Win”にはしません――「LORD of VERMILION ARENA」のαテスト直後にゲームの方向性からサービス形態まで開発陣に詳しく聞いてみた(4gamer)
[ 2016/05/18 15:06 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(7)