PS3でPS2互換復活の兆し? 互換エミュレート技術についてのプチまとめ 

 なにやらソニーがPS3でPS2をエミュレートさせる技術の特許を取得したそうで、「PS3でPS2互換復活か?」なんて話が盛り上がっているようです。

ソニーがPS3でPS2ソフトを動作させる特許を取得、互換性実現へ前進か
PS2の互換性を可能にするCellのエミュレーション技術を特許出願

 僕はPSのアーキテクチャとか互換回りはあまりよく分からないので、さっとネットで見た受け売りなんですけど、軽くまとめると

・初期PS3ではPS2に搭載されていたCPU「Emotion Engine」とビデオチップ(GPU)「Graphics Synthesizer」をハードウェアチップで積んで互換性を維持していた。

・欧州版PS3ではハードウェアはGSチップのみになり、EEはCellでエミュレートした。ただし互換性は多少低下し動作しないタイトルが増えた。

・その後のモデルではPS2互換機能削除にともない、GSチップも非搭載へ。

 ということらしいです。
 つまりPS3でPS2を動かすには、CPU的処理をする「EE」と、ビデオ回りの処理をする「GS」、2つの機能を、ハードウェアかソフトエミュレートで実装しなければなりません。

 で、今回のエミュレーション技術の特許は「Emotion Engine」部分。つまり欧州版でエミュレートしていた部分。
 新たに特許を取ると言うことは、以前よりエミュレート性が増えた可能性もありますが、もう一つのGSチップの部分については特に言及されていません。

 2つの記事では「EEのエミュレート技術により、すべてのPS3でPS2互換が得られるようになる」となっていますが、さてどうなんですかねっていうか個人的にはかなり懐疑的なんですが…。
 PS2互換を実現するにはEEだけでなく、GSの機能もエミュレートする必要があるわけで、ハードウェア的にGSチップを積んでいた欧州版PS3ですら互換性に難があったのに、はたしてソフトウェアエミュレートで売り物となるだけの互換精度を保てるのでしょうか…。

 GSとPS3のGPUってそれほど性能差があるわけではないっていうか、一部の機能ではGSの方が高性能らしいんですよね。エミュレートってハードウェア的にかなりの差が無いと難しい印象なんですけど、どうなんだろ?

 もちろん「GSチップを積んだ新モデルを発売」ってケースも考えられますが、それだと現行機種は思いっきり切り捨てになりますしねぇ…。
 いっそのこと「PS2カード」みたいの作って売ればいいんじゃね? って気もするけどダメかなぁ…。

 ちなみに僕はPS3でPS2ソフト動かしていたんですが、最近は「PS2ゲームやってドライブが劣化したらもったいなすぎる」という貧乏性な理由で、PS2をひっぱりだしてきて遊んでいますw アプコンは捨てがたいのですが、ぶっこわれるよりはマシかなぁと…。まぁめったにPS2ゲームとか遊ばないんですけどね。


参考
プレイステーション3(Wikipedia)
 「PS、PS2との互換性」あたりをどうぞ。あと「PS2互換 欧州版」あたりでググるのもいいかも。
[ 2009/06/30 21:28 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(11)