残虐表現が注目される大作「ゴッドオブウォー3」、日本発売は大丈夫? 

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 海外の大作でよく話題になるのが「残虐表現による販売規制」。最近ではギアーズ2が話題になりましたし、他にもGTA4とかDeadSpaceとか、表現規制が話題になることは多々あります。

 日本は表現のキツいゲームはあまり好まれない&暴力表現の規制が欧米より厳しいことから、極端にエグいゲームは売れない&そもそも発売されないというケースが多かったりしますが、そんな日本よりさらにゲームの表現規制が厳しいのがオーストラリア。過去にはFallout3やGTA3が「発売禁止判断」を下されたこともあり(その後、内容を修正して販売)、ゴアなゲームにとっては鬼門となっています。

 そんな中、PS3の大作として期待されているアクションゲーム「God of War3」のメーカーが、オーストラリアで発禁となるかもしれないことに懸念を抱いているそうです。

『God of War III』のデベロッパー、オーストラリアでの発売禁止を懸念

 こちらのゲーム、アクションゲームとしての基本的な部分での評価が非常に高いのですが、同時に妥協のない残虐表現でも話題を集めているシリーズ。
 「3」は、PS2からPS3にプラットフォームが変わったことも手伝って表現がさらに過激化。敵の首をもいでそれを武器にしちゃったりするシーンなどもあり、オリジナルのままではオーストラリアでは販売が許されないだろうと言われています。(記事元に件のシーンの動画リンクあり)。

 さて、オーストラリアだけですめばいいのですが、オーストラリア同様、暴力表現に厳しい日本でも同じような発禁問題が発生する可能性は低くありません。
 GOW3ファンとしては、規制が入るのか? 入るとすればどの程度のものか? そもそも日本語版が無事発売されるのか? などが非常に気になってしまいます。

 同シリーズの過去の表現規制をWikipediaで調べてみると、初代GOW日本版はオリジナルと比べ「逃げ惑う一般市民を殺せなくなっている」「人体の欠損表現、女性の裸体表現の変更」「生贄を人間からモンスターに変更」などの修正が加えられているとのこと。
 ところが「2」になると多少の修正が入りつつも、虐殺シーン・肉体破壊などはオリジナルママで発売されたそうです。
 なんかCEROの判断基準がハッキリしないので「3」がどうなるか分らないですねぇ…。

 過去2作が日本でバカ売れしていれば、多少の手間をかぶってでも売ってくれると思うんですが、このシリーズ、マニア人気は高いんですけど、多分売上本数はそんなにすごくないと思うんですよねぇ…。あんまり規制がメンドクサイと日本で出ないなんてことにならないかなぁ…。

 ちなみに「1」「2」ともに製作はSCEA系ですが、日本では何故かカプコンがローカライズしてます。詳しい事情は知りませんが、SCEJはゴアっぽいゲーム嫌いそうだから、自社で出すの嫌がったんでしょうか?

 個人的には多少の修正はOKなので、ローカライズだけはして欲しいなぁと。SCEJだとアレだけど、カプコンならやってくれるんじゃないかと思っています。


どこまでOK? ゲームにおける過激表現規制
規制大国ドイツの「残虐表現規制」はコレ!


[ 2009/07/13 18:54 ] 海外ゲーム事情 | TB(0) | CM(8)

バイオハザード5が18禁指定じゃなくてD指定な件について 

 ゾンビをショットガンでぶっ飛ばしたり、倒れたヤツをプチっと踏みつぶしちゃったりするバイオレンスでホラーなアクション「バイオハザード5」。
 当たり前のようにCEROのレーティングは18禁のZ指定なんだろうなと思っていたら、ひそかに17歳以上の「D」なんですね。つかZとDの1歳差の違いってどうやって決めてるんだろ…。※1

 気になったのでCEROのサイト行って倫理規定を見てきました。エロとか反社会行為とか思想なんてカテゴリもあったのですが、とりあえず今回は「暴力」系のみチェック。
「暴力表現」の「禁止表現」という項目があるのですが、そこによれば

1:極端に残虐な印象を与える出血表現
2:極端に残虐な印象を与える身体分離・欠損表現
3:極端に残虐な印象を与える死体表現
4:極端に残虐な印象を与える殺傷表現
5:極端に残虐な印象を与える恐怖

 以上5つがあります。
 んー、これだとちょっと分かりにくいというか、かなり曖昧ですねぇ…。

 僕はこいうった規制の縛りにある程度弾力性を持たせるのは悪くないと思うんです。がっちりさせすぎると融通効かないですから。
 ただバイオハザード5はDでLEFT 4 DEADがZだと言うのなら、どういう違いで差を持たせたのかは公表すべきだと思います。そういうところをハッキリさせないと、極端な話、審査した人がどう感じたかでレートが変わるってことになりかねないし。

 以前も言いましたが、レーティングシステムをしっかり運用していくには、まずレート適用の基準をある程度クリアにする、例えば「手足が飛び散ったらZ」「死体から血が飛び出るだけならC」とか。
 その上で「年齢制限が厳格に運用されるように、販売システムを確立させる」のが重要だと思います。今だと高校生がZ指定のゲーム買うの簡単ですしね。

 未成年に過激なゲームをやらせないという部分はまったくもって賛成なんですが、なんかそれ以上に「世間から叩かれそう・話題を集めそうなヤツは隠しちゃえ!」って感じがするんですよね。
 まぁCERO自体業界自粛団体で法的拘束力があるわけじゃないですから「叩かれる前に自粛」って側面は仕方ないのかもしれませんが、もうちょっとスマートなシステム運用をして欲しいなぁというのが正直なところです。

CERO公式サイト
 「CERO倫理規定」から規制についての文書が読めます
バイオハザード5公式サイト
LEFT 4 DEAD公式サイト
Wikipedia:CERO
 末尾にレーティングごとの対象ソフト一覧へのリンク有

※1
さらに東京都をはじめとする地方自治体の要請から、「18歳以上のみ対象」の区分を新たに設けた。この区分が与えられたゲームソフトについて、その年齢に満たない者への販売及び頒布の禁止を命ぜられ、青少年保護育成条例においても有害図書扱いとされるようになった。それ以外の区分についてはこれまで通り対象年齢に達していなくても購入することができる。
(Wikipedia「CERO」より抜粋
[ 2009/01/20 17:41 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(6)