FFXIIIといえば、今まで以上に世界観が奇抜というかオリジナリティ溢れるというか、とにかくデザインが特徴的。
そのFFXIIIの世界観を象徴しているとも言えるのが、以前から話題になっていた
召喚獣バイク シヴァ クールビューティな美女二人が合体してバイクになるというステキコンセプトで誕生した召喚獣ですが、こちらを見た海外ゲーマーの反応がGameSparkで公開されています。
『FF13』のシヴァ姉妹バイク変形姿を見た海外ユーザーの反応一部抜粋。
・完全にばかげてる。
・スクエニ何考えてんだ。最悪のデザイン。
・こんなのもうFFじゃねえよ!
・このバイクが現実にあったらどんなに高くても欲しい。
・これが悪夢みたいに見えるのは俺だけじゃないよな?
・H・R・ギーガーを思い出した。いいね。
・もうFFはいいや。

元記事にはもう少し多めのコメント和訳があり、かつ英文ソースへのリンクも貼ってあります。
賛否両論ですが、否定的な意見の方が多いのかな? かったるいのでソース見てないのでハッキリ分かりませんが。
僕はもともと、XIIIのアートディレクションが苦手というのもあり、あの召喚獣に対してもいくらでも悪口を並びたてられる程度には否定的なのですが、一方で「うひょ! シヴァサイコー! エロくてカワいいところに痺れる憧れるぅ!」という大絶賛派ももちろんいると思います。
フォローするワケではありませんが、ある意味、あそこまでオリジナリティあるデザインでインパクトを出せるクリエイターってスゴイなぁと思うんですよね。
万人受けは難しいでしょうが、今のように「似たようなゲーム」が乱立している中で、あれだけクリエイターの色を強くうち出せているのは大きなセールスポイントと言えるのではないでしょうか。
ただ一方で、その強烈なオリジナリティが「FFである」っていうのは、あまりイイことでは無いのかなぁという気もします。
メガヒットを求められるFFにとって必要なのは「一部の人にしか分からない尖ったカッコよさ」よりも「多くの人に受け入れられる定番的なカッコよさ」かと。
そういった意味では「召喚獣シヴァ」をはじめとするFFXIIIワールドはインパクトがありすぎて、あれで引いちゃう人も少なからずいそうなんですよね…。
僕なんかからすると「XIII」も「ヴェルサス」も妙に新しすぎるんで、XIIIは伝統的な作り、ヴェルサスは個性全開! なんて感じで、両者を使い分けてくれると嬉しかったかなぁ…。
まぁこのあたりは、ファンタジーはオーソドックスなモノが好きという保守派な僕ならではの考えだとも思います。
もともとFFは「シリーズ」というには、あまりに「コア」が無い、ナンバーごとにガラっと違う顔を見せてきたタイトル。オリジナリティたっぷりの新生代FFがバカ売れしちゃっても、なんら不思議は無いのかもしれません。