3年前に買ったゲーミングマウス「G-PPD-001(通称:プロゲーミングマウス)」がチャタリング連発するわ、ホイールが逆回転入力されるわと、使っててイラっとすることが増えてきたので、衝動的に新しいの買いました。
なお、購入後に冷静になって、分解清掃したところ、かなり調子がよくなった模様。
キレ買いする前に冷静になることが大事という教訓。
「G203」は価格4000円弱という、ロジクールのエントリー向けゲーミングマウス。
ただ、形状は「G-PPD-001」とまったく一緒。
「G-PPD-001」の後継は「G-PPD-001t」「G-PPD-001r」という型番で、センサー性能を向上させたうえで、5000円オーバーで販売。
一方「G203」は、センサーのランクを落とす代わりに、価格を下げた廉価版となっています。
「G-PPD-001」がとても使い安くて気に入っていたので、今回も後継機の「G-PPD-001r」買おうかなぁと思ってたんですけど、商品ページ見てたら、それより1500円ぐらい安い「G203」の存在を確認。
僕はFPSはあまりやらないので、センサー性能はそれほど重視してないし、そもそもG203のセンサーだってゲーミングマウス基準だとしても十分すぎるほどに高性能。
僕にとって大事なのは「軽さ」「ボタンの押しやすさ」「つまみ持ちしたときのフィーリング」。
形状が一緒なら、この辺は全部同じだろう…と。
3500円なら、よっぽど気にくわなきゃ買い直せばいいかと思って、安い方を選んでみました。
ざっくりと「G203」と「G-PPD-001」を比較
・メインスイッチの堅さが少し違う 押したときの間隔がわずかですが堅くなりました。
1の力で押せていたのが、1.2ぐらい必要になった感じ。
正直、前の方が良かったです。
クリック音も違うのでスイッチ自体別物なのかもしれません。
もっとも、前のは3年使っていたので、その辺の経年変化もあったかも…。
まぁ、それでも十分軽いですけどw
・ケーブルが安っぽくなった ビニールケーブルになりました。
ただこれは「G-PPD-001t/r」も同じで、編み込みケーブルだったのは初代だけだった模様。
初代のケーブルと質感と柔らかさが絶妙なバランスで気に入っていたので、これはちょっと残念。
・パッドのキャリブレーションができない GHUBという付属ソフトがあるのですが、G-PPDだとマウス表面のキャリブレーションができるのに対し、G203だとその項目が存在しませんでした。
パッドキャリブレの効果がどの程度あるのかは分かりませんが、気になるところではあります。
とはいえ、ビニールでも特に困ることはないので、そこまで気にすることではないと思います(長期間での耐久性に一抹の不安は残りますが)。
これぐらいかなぁ。
持った感じとか、動かし易さとかは同じです。
全体的には、良くも悪くも「前とほとんど変わらない」でした。
意図的にそうしたとはいえ、
あまりに同じすぎて不満はまったく無いが感動もまるで無かったw でも、いいマウスなのは間違いないと思います。
「つまみ持ち」「小型・軽量」マウスを探してる人には、いい選択肢だと思います。
個人的には、これ以外のマウスでは、Rayの「Pawn RM-3360」が気になっています。
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買い換えにともなって、最新マウス事情を軽く検索して知ったんですが、最近は「軽いマウス」が流行なんですねぇ…。
2018年頃は、その少し前にはやった「マウスは重い方がいい」という風潮が残り気味で、主力マウスは100g以上のものがほとんどだったんですよね。
マウスを肉抜きして売るってのは、さすがに想像できなかったわー。
個人的には「軽さは正義」と思っているので、穴アキ50gマウスにはけっこう惹かれるんですけど、見た目とか耐久性がなぁ…w
まぁ、近いうちにアキバでも行って実機触ってみたいなぁと思います。
こちらの「Kone Pure」も個人的オススメ。現在、これの別バージョンを使用中。
重さ90g。ちょっとだけ左右非対称。小型でつまみOK。
ボタン配置やマクロ、シフトキーによる入力多様化など、かなり多機能です。
ゲームでマクロとかショートカットを「入力しやすいように調整して使いたい」という人にオススメです。
ゲーミングマウスを買いました。
ロジクールの「PRO GAMING MOUSE」、型番G-PPD-001です。
今のところ、SENSEI[RAW]とKone PureとDEATHADDERの3台体制ですでに持てあまし気味だったのですが、「小型・左右対称・高スペック」という謳い文句に我慢ができずに、衝動的に購入してました。
ビックポイントが余っててよかった。
重量はわずか83gと、ゲーミングマウスの中では最軽量クラス。
高性能センサー「PMW3366」を採用し、安定した追従性を実現。
低いLoD、非常に速いクリック反応速度で使いやすさもトップクラス。
それでいて実売価格は5000円ほどと圧倒的なコストパフォーマンス。
スペックを見ている限り、非の打ち所がありませんw
実際に使った感じも、かなりよかったです。
ぼくはそれほどハイスペックなゲーマーではないので、FPSでマウスのスペック違いを感じ取れはしないのですが、それでも小型軽量による「動かしやすさ」はすぐ分かるほど。
僕が使っているSENSEIもKoneも小型タイプなのですが、その2つと比べてもかなりの軽快さを発揮しています。
また、なによりも素晴らしいのが「ボタンを押した時の気持ちよさ」。
説明が難しいんですけど、押してから「カチッ」って押しきるまでの感覚がすさまじく速いんです。
それでいて抵抗はしっかりあるので、ちょっと押したらすぐ誤爆! みたいなデメリットも”あまり”ない。
(他のマウスと比べると、左クリックしようとしたら、力が入って右もクリックしちゃった…みたいのがたまに発生します)
連打がしやすいっていうんですかね。タップ撃ちするときに、普通のマウスで10回押す間に、プロゲーミングは11回押せるみたいな。
いっぽうで、プロゲーミングには大きな欠点が1つあります。それは
「サイドが山なり状でフィット感が悪く、つまんで持つと力を入れにくい」
ということ。
ぱっと持った感じがそもそも不安定なんですが、実際に使ってみると「力を入れないとずれやすい。力を入れても持ちやすくはない」と、いいところがありません。
店頭で試した時点でかなりよろしくなく、正直買うのを躊躇うレベルだったのですが、スペックの高さに目をつむることにしました。
とはいえ、持ちにくいのはなんとかせねば…ということで、とりあえずサイドにすべり止めのテープを貼っています。
これがかなり効果的で、持ちにくさはかなり改善されました。
まぁ「改善」であって、ベストフィットにはほど遠いですが…
トータルで見ると、「持ちにくさは気になるモノの、それを上回る軽快さとボタンを押した時の気持ちよさのため、ついついファーストチョイスにしてしまうマウス」といったところです。
我が家では、今までのメインマウスだったSENSEI[RAW]から、その座を奪い取りつつあります。
プロゲーミングのボタンに慣れちゃうと、SENSEIのボタンが「もっさり」に感じちゃって満足できない…。
「持ちにくさ」がかなり気になるため、誰にでもオススメ!って感じではないですが、性能と軽さ、そしてボタンの押しやすさといった唯一無二の長所が大きな魅力なのも確か。
軽量のゲーミングマウスを探しているなら、有力な選択肢だと思います。
【おまけ】手持ちのマウスのセンサーテストしてみた。