メタスコアは現在PS3が79、360が82。ユーザースコアはPS3が6.9、360が7.3。
ユーザーのレビュー自体はベタボメが多かったけど、レビューなしでスコアだけ低く申告した人が多かった結果、トータルでは低めのスコアになっている模様。
先日見たときは両方もうちょっと上だったので、日がたつにつれ下がっている印象です。
ぶっちゃけ、80は「まぁ合格」ってレベルであって、めちゃめちゃ高評価ってワケではないかと。
全体的には、オリジナリティの高さや、大人が楽しめるストーリーのデキの良さ、そしてキャサリンというキャラクターの魅力を評価する一方、フラストレーションがたまるパズルの難度設定には厳しい評価も見受けられます。
英語もカワイイ。つかキャサリンは音楽いいね。特典サントラは良かった。 メディアレビューの邦訳は以下のリンク先でどうぞ。
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海外レビューハイスコア 『キャサリン』(GameSpark)
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キャサリン 海外レビュー (CHOKE POINT)
掲載されていないメディアレビューをいくつか超意訳(誤訳してたらすいません)しておきます。
70:Playstation: The Official Magazine (US)
いくらかのゲーマーは、フラストレーションがたまるブロックずらしに魅力を見つけることはできないだろう。一方でシューターでもアクションでもない「普通ではない体験」にハマる人もいるだろう。
我々がのぼせあがった“キャサリン”には、それだけの価値がたしかにある。
70:Edge
普通ではなく、驚愕的で、革新的で、魅力がある。
この味わいのあるストーリーをもつ希有なゲームによって、あなたはゲームから「良いこと」とは何かを考える、ちょっとしたきっかけを与えられる。
苛立たしくて、美しくて、風変わりな“キャサリン”はあなたのそばにいる。
40:Giant Bomb
キャサリンのキャラクターは薄っぺらで、それぞれが互いに与える影響も限定的。それと退屈なパズルが結合することで、すべての尊敬できる部分で、少しづつ欲求不満を感じてしまう「ユニークな体験」となっている。
1UPは「変わっているだけでなく、偉大でもある1本だ!」とまで絶賛して100点つけてますけど、個人的には満点は無いと思うな-。
てか1UPのアトラス好きはちょっと異常w
パズル部分はまずまず良くできていると思うし、アドベンチャー部分のストーリーやダイアログもイイと思う。
この辺に関しては好き嫌いがあるとは思うけど、人によっては10点あげてもおかしくない。
でも、リプレイ前提の割にストーリー分岐が貧弱というか変化するのはエンディングだけでストーリー分岐はほぼ皆無とか、パズル部分の視点操作や操作性に明らかに難があるとか、イベントゲーなのにイベントリプレイができないとか、けっこう減点要素も多いと思うんですよ。
まぁその減点要素をひっくり返すぐらい長所が素晴らしかった…ってことなのかもしれないけど、これで満点出したら、満点のハードル下がるんじゃねーの? って気はします。
まぁ僕はキャサリン好ですがw
キャンペーンはギリギリで切られましたorz。つかパズルモードをキャサリンでやらせてくれねーかなw
あと、前にも言ったけど、日本の場合は売り方にいくらか問題があった気もします。
エロ押しは別にいいし、実際エロい要素もあったからそこはイイんですが、あそこまでパズルゲーならもっとパズルゲーであることをアピールすべきっていうか、その方が余計な勘違いが生まれなくて無難。
PVやらパッケージからはアダルトホラーな部分とかエロい部分とかが全開だったワリに、一番遊ぶことになるのはパズル部分で、しかも難易度がけっこう高かったですからねぇ…。
宣伝していた部分とゲームの本質がけっこうズレていて、買ってから「騙された」って思った人も少なくなかったと思う。
体験版もあったけど、体験版やらないで買う人も多いでしょうし。
じゃあ、あのゲームをどうやって売れるように宣伝するんだよ! と言われれば悩みますが…。モノを売るって難しいですねぇ…。
まぁ「キャサリン2」が出たら買いますw
でも続きとしての「2」を出すのがめんどくせーゲームではありますね。
やるとしたらペルソナ4みたいな、前作とはパラレルな続編かな?