以前からちょっと噂になっていた
ソニーがPSPでゲームレンタルを始めるのでは?というネタがありましたが、海外のゲームブログがPSPのデータの中に「開始」「有効期限」「残り時間」というオプションが追加されているのを発見し、これはゲームレンタルを始めるための準備であろうという記事を、GameSpotが掲載しています。
・
PSP用ゲームのダウンロード式レンタルが解禁とのうわさ レンタルをする場合の方式は「利用期間内に一定本数のゲームをダウンロードできる」というスタイルになると想定。北米のゲームレンタルとか日本のTUTAYAのネットレンタルスタイルですね。
日本ではゲームレンタルがほぼ完全に潰されているので、あまり身近ではありませんが、海外では普通に行われている模様。
パッケージの場合は送料とか返却とかの問題があるので、事業として始めるのはめんどくさそうですが、ダウンロードできるものであればレンタルコントロールも簡単です。
その辺を考えるとSCEがオフィシャルなスタイルでレンタルを開始するのも、あながち突飛な話ではないというか、むしろやらない方が不思議と言えるかもしれません。
ちなみに海外の大手レンタル会社「GameFly」のレンタル料金は、利用期間1ヶ月でゲーム1本16ドル、2本で23ドルほど。これを基準にすると料金は1本1000円~2000円程度でしょうか。
ゲームを売った場合の利益とか良く分かりませんけど、まぁ多分数千円。
とすると、レンタルで販売の3倍~5倍ぐらい数がでれば同じ程度儲けられそうで、それぐらいなら「安価でレンタル」すれば達成できそう。ダウンロード式なら在庫管理も必要ないし。
こういっちゃうとアレですけど、やっぱりゲームって「高い」部分あると思うんですよね。内容やボリュームからいえば、個人的には妥当というかコストパフォーマンス良いかなと思いますけど、漫画とかCDとかDVDと比べるとはるかに高いから「気軽に購入」ってのは難しい。
その辺も、ゲームが今一つマニアックなエンターテンメントから抜け出せない理由の一つな気がします。
レンタルによってゲーム人口が増えるだけでなく、また数千円のレンタルが思った以上数が出れば「もしかして2000~3000円ぐらいで売っちゃってもいいんじゃね?」なんてことになるかも。ダウンロードなら中古に回ることもないし。
PSP内にレンタル用情報がすでにあるのなら、案外近いうちに実現するかもしれませんね。小売店は大変そうですが…