アニメ『ゴブリンスレイヤー』が面白い! でも「ゴブリン縛り」って先が辛そう…? 

現在放映中のアニメ「ゴブリンスレイヤー」が面白いです。

 「子供の頃に姉をゴブリンに殺された少年が、復讐を決意して凄腕冒険者へと育ち、冷徹にゴブリンを殲滅退治していく」というお話。
 ぼくは、年に見る新作アニメは数本程度というレベルなのですが、そんな中でこの作品はなかなかのお気に入りです。




 おもしろかったポイントは、「本来であればザコであるゴブリンを相手にするのも、実は命がけで大変なんだよ。いろいろ工夫して殺していかないと足もと掬われるよ」という、よく考えれば至極当たり前のコトをきっちり掘り下げて描いていること。

 ゲームやラノベだと、さらっと流されがちな部分をガチで描写することで「あー、そりゃそうだよなー」という心地よい納得感を与えてくれます。
 ファンタジー好き、とくに古めの正統派ファンタジーが好きな人にはかなりオススメ。



 ちょっと気になるのは、このテーマだと話が進んでいくと、どんどん設定的に辛くなっていくだろうなぁ…ということ。

 スタート時のテーマが「ザコ退治だって実は大変だ」というもので、最初は目新しさがあって楽しいですが、そこを過ぎると「所詮はザコのゴブリンとの戦いを、いかにドラマチックに見せていくか?」という、それはそれは成立させるのが大変そうな壁にブチ当たります。

 アニメのほうも、中盤にさしかかって「ん、それ、相手がゴブリンである必要ある?」的な展開になってきて、ちょっと苦しそう。
 序盤で主人公の性格付けとして「ゴブリンを殺して復讐すること」を徹底してしまったので、途中で路線変更もできなそうだし。
 この先、どういうふうに進んでいくのか、いろんな意味で楽しみだったりします。
 原作、読んでみようかなー。


 つか、最近のアニメはタイトルとか初期設定で目新しさというか奇抜さを出さないと、読者の興味を引けずに圧倒的な出品点数の中に埋没しちゃうので大変そう。
 奇抜設定がずーーーっと生き続ければいいんだけど、けっこうな作品が「もはや初期設定が形骸化してタイトルと中身の剥離がすごくね?」ってのが多いしね。


[ 2018/11/28 14:15 ] いろいろ | TB(0) | CM(1)