無双シリーズ大好き管理人は、先月発売された無双最新作の『無双OROCHI3』をプレイ中です。 無双は1日4~5時間。 で、30~40時間ぐらいプレイした時点でのレビューをば。 一言で言ってしまえば、良くも悪くもいつもの無双w 定番にして安定の俺つえーゲーム。 わらわらと出てくる敵を、お気に入りのキャラを選んで通常ワザで叩きつつ、敵が溜まってきたら大技ぶっぱしてスカっとするゲームです。 ただ、ファンでない人からすると「また無双か」の一言で片付くと思いますが、シリーズを追っかけている人からすると、同じ「無双」でもけっこう違いがあるもの。 OROCHI3は、最新作でありながら無双本来の「キャラの個性」と「アクションの爽快さ」を両立している作品になっていました。 シリーズ3作目となる本作では、新しいシステムとして「神技」というものを追加しております。 といっても名前が違うだけで、効果は過去作で出てきた各種必殺技とあんまり変わりません。 「神技を使わないとダメージを与えにくい敵」「神技を使うとコンボの威力がアップする」などの効果があり、最初のうちは「神技強すぎww 通常技いらないじゃんww 今までと違いすぎだろ!?」とか思いますが、少し遊んでみると、結局「技のバリエーションが増えた」だけで、大元は同じママということに気づきます。 過去作でいうと「無双乱舞だけだった前作に対して、今作は真・無双乱舞つけましたよ!」みたいな感じ。 まぁ、下手に新要素にフィーチャーしすぎて「神技連打ゲー」になるよりは、「変化はないけど定評のある定番スタイル」の方がはるかに楽しいでの、この程度の「新要素」でよかったかも。 ゲームシステム的な面から見ると、前作の正当続編という作りで、キャラや武器の強化は、かなり似た感じになっています。 武器を強化する属性システムとか、前作とかなり似てます。 システム的な面で、三国系やコラボ系よりもOrochi系が好き! という人は、買って損は無いかと。 個人的に気になったマイナス面は、まず「キャラ多すぎw」という点。 コーエーは「操作キャラ全170人! 人数の多さがギネス認定!!」とか誇ってますが、ぶっちゃけ170人もいらないw そりゃ魅力的なキャラばかりで、170人いてもとてもじゃないけど収まらない! というなら歓迎しますが、正直、水増しキャラがかなり混じってる気がするんです…。 どんなキャラでもニッチな需要が無いとはいいませんし、多くて困ることは無いという意見もあるかもしれませんが、個人的には、無駄に多いと、個々のキャラの魅力がぼやけちゃう気がします。 ネガティブ面その2は、西洋神話を取り込んだ世界観がしっくりこないこと。 一応、過去のOrochiは、三国戦国に日本や中国の伝承世界を混ぜた、ごちゃまぜ世界だったのですが、一応「東洋的世界感」というくくりがあったんです。 むちゃくちゃやってても、「東洋的」という縛りがあったおかげで、キャラのイメージと世界観が極端に乖離することはあまりなかった。 ところが今回は、そこにギリシャ神話と北欧神話をくっつけて、かつそれをメイン敵にしたせいで、物語が「東洋vs西洋」という、三国戦国とはかけ離れた様相を呈してしまい、そこはかとない居心地の悪さが全編を覆ってるんです。 いくらお祭りゲーとはいえ、最低限守った方がいいラインはあると思うんですよねぇ。 まぁ、このへんは、好き嫌いの問題ではあるんですけどね。
個人的な総評は、「システムはOrochiシリーズの正当後継作で、今までのファンなら楽しめそう」「ストーリーは過去作同様の荒唐無稽お祭りモノだけど、ちょっとやり過ぎかも!?」といったところです。 ただ、もともとOrochiシリーズは、数ある無双の中でも、キャラクターの個性がきっちり出ていることや、圧倒的な大ボリュームと充実したハクスラやり込みシステムなどから、「最高の無双タイトル」と評価する人も少なくない名作。 無双好きはもちろん、はじめての無双としてもオススメできる作品だと思います。 あ、ただ初めての無双ということであれば、前作の「2 Ultimate」を選ぶのもいいかも。 新アクションやキャラの多さは「3」ならではですが、いっぽうで「2U」は転生システムによるバツグンのやり込み度、無料で多くの衣装変更が可能、DOAやソウルキャリバーからのコラボキャラなど、トータルでの完成度の高さやボリュームの多さというアドバンテージがあります。 個人的には2Uと3を順番にプレイするのがおすすめかなw
ARMSを15時間ぐらいプレイしました。 基本的に対CPU戦のみで、通信対戦はほとんどやってません。 プレイはグリップコン。いいね持ちも少し試しましたが、アナログ暴発&移動が辛すぎたのでヤメました。 以上、比較的「あっさりプレイ」したうえでの感想です。 少々ネガり気味なところが多いので、ARMS大好きなお方はこの先へ進まれないことをオススメします。
ピクミン3のレビューです。 実は、僕はWiiUを持ってません。「ピクミン3」は人の家で遊びまくりました。 プレイ時間は計ってないので分かりませんが、進行具合はミッションは16ステージすべてでプラチナメダル、ストーリーは最後のラスボス手前までです。 まぁミッション中心でしか遊んでませんw というワケで、レビューもそんな視点からになります。 まず、ピクミン3を遊んで思ったのは これはタイムアタックを楽しむゲームだな、と。 いわゆる「クリアまでの過程を楽しむ」タイプのゲームではまったくないです。 ミッションはもちろん、ストーリーも、シナリオのボリュームが多いワケでは決してないので、クリアするだけだと、ものすごくあっさり終わる。(僕の場合は、ミッションを死ぬほどやってからストーリーをやったので、遊び方をかなり理解していた…というのが大きいかもしれませんが) でも、クリアしてから「どうやってより短い時間でクリアするか」とか「すべてのアイテムをゲットしつつ、最短クリアをめざそう」とか始めると、とたんに中毒性が高い、手応え抜群のゲームに変貌します。 とくにミッションモードの「タイムアタックのおもしろさ」はかなりのものです。 今回のピクミンではキャラクター3人を同時に操作かつ、ある程度の自動化ができるようになったのですが、このおかげで攻略ルートの広がり方がハンパないものになっています。 それにくわえて、レベルデザインがよく錬られているのが素晴らしい。絶賛します。 まず、ミッションでプラチナを取るのは、かなり難度が高い。 正直始めは「こんなのムリゲーだろうが!」と思いました。 しかし、繰り返しやっていくうちに、どんどんタイムが詰まっていき、ついにプラチナ獲得。その後も攻略法を錬っていく事でタイムがどんどん上がっていきます。 タイムアタックの場合、「うまくなっていくことが実感できる」ことが、大きなモチベーションになると思うのですが、ピクミン3のミッションは、そのあたりが実に上手。 これって、簡単そうですが、たぶんバランスの調整はもの凄く難しいと思うんです。簡単すぎればすぐベストタイムにたどり着くし、難しすぎればいつまでたってもうまくなれないですからね。 しかも、さらに凄いことに、ピクミン3ではタイムアタックゲームにありがちな「正解ルートは一つだけ」ということが、まったくありません。 もちろん究極的には一つに収束されるのでしょうが、そこに至るまでの道は無数に用意されています。一つのステージで、そこにたどり着くだけでも余裕で1週間以上は遊べるんじゃないかな。 似たゲームがないのでたとえにくいのですが、強いて言うならスラクラやウォークラ、AoEあたりのCPU戦で、複数の部隊をあやつりながら、以下に素早く勝利をおさめるか…という感じでしょうか。 ただピクミンの方が目標がより細かく設定されている関係で、タイムタックのロジックを組み立てていくおもしろさが圧倒的に上です。 さて、僕は、そういうゲームが嫌いではないのですが、一方で「間口が狭いな-」とも思わざるを得ませんでした。 もともとピクミンはかなりユニークなゲームシステムなため、ライトユーザー向けとは言い難い部分が少なからずあります。 そこをこじ開けるために、ピクミン3の本編は「クリアするだけなら難しくはない」難易度にしてあると思うのですが、一方で「なんとなく遊ぶ」で終わっちゃうきらいもあったり。 それでもボリュームがあれば「なんとなく遊んでいるウチに楽しくなってくる」可能性もあるでしょうが、ピクミン3はそうなる前にクリアできそう。 なんていうかライトとヘビーなゲーマーには楽しめるけど、中間層が楽しむ術に欠ける…って感じです。 キャラが3人になっているのも、タイムアタックの深さのためには必須だと思いますが、そこまで煮詰めて遊ばない人からすると、逆に煩わしさが増しただけかもしれません。 こんなこと言うのもなんですが、ピクミンはビジュアルとターゲット層がかみ合ってない気がするんですよねぇ…。 実はもの凄いハードゲームなんだから、もう少し世界感の推し方をどうにかしたほうが「買った人に評価されるゲーム」になりやすいような。 まぁそれやったら累計売上げが下がりそうですけどね。 ● 任天堂の宮本 茂氏に聞く,「ピクミン3」の魅力――「インタラクティブメディアは,“自分”が関わっていることが一番面白い」任天堂 (2013-07-13) 売り上げランキング: 33
【おまけ】
シムシティ(SIMCITY)のレビューです。 都市育成箱庭ゲームの元祖にして最高傑作なシリーズの最新作ということで、発売前から猛烈に注目が集まっていた本作。 最大の特徴は「オンライン専用タイトル」となり、常時サーバー接続が義務づけられた事、そしてそれによるMMO的な「他プレーヤーとの連携や協力プレイの導入」というモノでした。 注目作のオンライン専用タイトルということで、ローンチ時には「サーバーに接続できない」「プレイ中に落とされる」など、もはや当たり前となった阿鼻叫喚地獄が繰り広げられたわけですが、現在はかなり安定してきて、サーバーのせいでプレイできないという状況は無くなっています。 ロンチ時の混雑に巻きこまれるのはイヤだったので、ちょっと様子見していたのですが、ぼちぼちいいかなーということでプレイを開始してみました。 ところが! プレイしているとセーブデータが巻き戻りますorz SIMCITYは「セーブはオートセーブのみで、ユーザーが自分でセーブできない」「セーブデータは一つだけ」という、まさにオンラインゲーム仕様なのですが、そのゲームで巻き戻りとかマジカンベン。 しかも5分10分なんてレベルじゃなくて、平気で1時間ぐらい巻き戻ります。 酷かったのは「クライアントクラッシュ。30分ぐらいハデに巻き戻り、その間の作業が全部パー」「気を取り直して再プレイ」「30分後にまたまたクラッシュ」「復帰したら最初のクラッシュ時のデータに戻ってた」というもの。 オートセーブ採用したMMOでありえないレベルw 酷すぎて笑うしかないww SIMCITYみたいな箱庭構築作業ゲーでこれは萎えるわぁ…。 というわけで、ちょっとやる気が失せました。 とりあえず数10時間遊んだ感想を言うと、 シンプルで遊びやすくなったけど、その反面、街を作り込む楽しさは激減 といったところ。 インターフェースはもの凄く洗練されて快適に遊べます。 システム面でも前作「SIMCITY4」で煩わしかった下水や送電網の構築をバッサリ削ったところなんかはイイ感じです。 まぁ道路周りも簡素化されちゃって、高速道路とか作れなくなったのはかなりガッカリですが、ヨシとしましょう。 さらに、マルチプレイならではの「都市間の人口や物資の流れやインフラの共有が街作りに影響する」といったコンセプトは、もの凄く新鮮でした。 しかしそれらを台無しにして、なお余りあるの致命的な欠陥が「マップの狭さ」。 とにかく狭い。だいたい4時間もやってりゃ開発完了しちゃうレベル。 土地が少なく、スタジアムや空港といった特殊な建物をたてるスペースが限られているため、あれもこれもと建てるのが不可能。結果として街を「貿易タイプ」とか「観光タイプ」に特化するしかなく、すべてを兼ね備えたスーパーでドリームなメガロポリスを作る事ができなくなっています。 たぶん、オールマイティな都市を作れなくすることで、マルチプレイにおける「協力」に実効性を持たせたかったんでしょうが、そのせいで「自分なりの理想の街をじっくりと作り込む」という、今までのSIMCITYの本質的な楽しさがスポイルされてしまいました。 なんだかなぁ…。 当初はサーバー問題で叩かれていた本作ですが、それが落ち着いたと思ったら、今度はゲームの本質的な部分での粗が見えて来ちゃって、問題がもっと深刻になっちゃった感じ。 せめてマップの広さが今の4倍になれば、かなり楽しめるんだけど…。 ともあれ、現状では「セーブデータが巻き戻る恐れがそれなりにあるとかマジ恐怖」「マップが小さく一つの街がすぐ開発完了するくせに、都市育成が薄っぺらなせいで、似たような街しか作れない=3日で飽きる」という、少々つらい状況です。 クソゲーということではまったくありませんが、フルプライス分遊び倒せるかというとかなり疑問。 まぁ基本的なインターフェースとかは良くできていて遊びやすいので、バージョンアップで化ける可能性は小さくないかと。 今後に期待しましょう。 個人的には、今買うなら、お買い得な前作「SIMCITY4 RUSH HOUR」の方をオススメしますw エレクトロニック・アーツ (2011-03-17) 売り上げランキング: 29
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キャサリン終了。 KキャサとCキャサのトゥルーとノーマルみて、アルターを数時間ほど遊びました。 そこで感想。 以下、それなりにネタバレ。
アンチャーテッドをクリアしました。初代の方。 前々から興味があって、体験版もやったことはあったのですが、その時は、あまりに銃撃戦が多かったのが予想外。 パッケージからは遺跡を探検するインディージョーンズっぽいノリ、初代のトゥームっぽい「謎解きアクションアドベンチャー」を想像していた(2代目以降のトゥームはやってないから知らん)んですが、それとのギャップが大きすぎて保留していたのです。 そんなワケで実は最近話題の「2」の方も当初はあまり興味がなかったんですが、2のトレーラー見るとグラすげーし「1」のネットでの評判もいいしと思っていたところ、この度ベスト版が発売され実売価格2700円ほどだったので購入してみました。 以下レビュー。グラフィックは720p、音はテレビのスピーカー、難易度は並だったと思う。忘れた。 ●アンチャーテッド:エルドラドの秘宝 PS3/SCE/2980円/2007年12月6日発売 基本的に かなり楽しめましたが、記事的にはベタ誉ってワケじゃありません。てかけっこう文句も言ってて相変わらずな俺。 アンチャーテッドが大好き&大好きなゲームを貶されるとイラっとしちゃう方は、以下に進まないことをオススメします。 ついでに、レビューサイトへのリンクを2つほど。上日本語、下英語。 ・ PlayStation mk2/アンチャーテッド 評価はS。 ・ metacritic/Uncharted: Drake's Fortune 海外レビューサイトの平均値は88。 アンチャーテッド:エルドラドの秘宝 PV
なんとなく池袋ビックに行ったら、モンハン3とかマグナに混ざって360用のGTA4とフェイブル2が、それぞれ1980円で売ってました。欲しい方はお早めに。 さて、それとはまったく関係なく、先日「デビルサバイバー」が終了したました。 アトラスから発売中のDS用シミュレーションRPGで、女神転生シリーズならではの「悪魔合体」を取り入れているののが特徴。イラストのヤスダスズヒトもセールスポイント。 今年の1月発売だったので、かなりいまさら感が漂いますが、せっかくなのでプチレビュー。 ・ デビルサバイバー公式サイト
 ここ最近の我が家のゲーム事情はMGS(クリア)→ヘブンリーソード(クリア)→ラスレム(未クリ)→戦ヴァル(クリア)→龍見参(プレイ中)となっておりまして、この後にFalloutとFableが控えていたりします。2月にはSO4ですね。 で、唯一未クリなのがラスレム。2枚目の後半までは行ってて、もう少しで終わりそうにもかかわらず放置中だったり。正直いつ終わるか分からないというか、このまま一生終わらない気もしてきたので、もうレビュちゃうことにしましたw ラストレムナント RPG スクウェア・エニックス Xbox360 SCORE:70GOOD:コマンド式ならではの戦略性の高さを追求したバトルは、RPGにおけるバトルの進化を感じさせてくれる。 BAD:マニアックすぎてとっつきにくい。ストーリーがつまんね。バトル時のテンポが悪い。
「終わっていない」ということからも分かるように、手放しで誉められるゲームではないです。 つまんなくはないというか、充分面白さも感じられるのですが、「終わらせたい」「続きを見たい」「もっと遊びたい」という欲求があまり発生しなかったり、発生しても持続させるのが難しいゲームな気がします。 以下個別に感想を。ネガ意見もあるので、ご了承の上どうぞ。
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