Steamで無料でプレイできる、アメコミ風のかわいい悪魔っ娘たちと戯れる
パズル+αゲーム「
HELLTAKER」を遊んでみました。
「ハードボイルドがハーレムを作るために悪魔っ娘たちを口説き落としていく」というストーリーの
パズルゲーム。
パズルをとくたびに、イベントシーンがインサートされてストーリーが進んでいくという、よくあるタイプです。
パズルは全部で9面。
それにくわえ、最終ステージ後に、クソ難しい避けゲーが待ち構えています。
ただし、
パズルも避けゲーもスキップ可能で、すべてをスキップしてイベントを見るだけでもエンディングまで行けます。
なお、シークレットエンディングがあって、そっちはちゃんとクリアしないと見るのが難しい模様。
とはいえ、
Steamの掲示板にネタバレのガイドがあって、そこを見ればクリアしなくてもシクレエンドに行くことができます。
パズルは倉庫番タイプなので、この手のロジック系が好きな人なら楽しめるかと。
僕は倉庫番系は「好きでも嫌いでもない」のですが、そこそこ楽しめました。
最後の問題が難しかったので20分ぐらい考えて、めんどくさくなってスキップしましたがw
ボリューム的にはサクっと進めば1時間ぐらい、つまっても2~3時間ぐらいと思われ。
正直、パズルやアクション部分は特筆すべき点はないので、本作を楽しめるかどうかは、アートワークにどれだけハマれるかどうかにかかっていると思います。
ストアページのムービーやスクショを見て、おもしろそうだなと思ったらプレイ、そうじゃなきゃスルーでどうぞ。
個人的には、このタッチの絵が好きなので、プレイできてよかったです。
シクレエンド到達でダウンロードできるようになる、ボーナスのアートブックもイイ感じでした。
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地獄ハーレム倉庫番『Helltaker』Steamで無料配信中、日本語Modも登場。おびただしい流血の果てに悪魔の女の子とイチャつこう(Automaton)
epicで無料配布していた「AZTEZ」というゲームを遊んでみました。
ゲーム内容はシンプルな格闘アクションに、シミュレーション的要素をくわえたもの。
ゲームはターン制で進み、ターンごとにさまざまなイベントが発生。
イベントが発生した拠点を選択すると、シンプルな格闘ゲームパートに移行。
そこで勝利すると、イベントクリアとなり、さまざまな報酬が得られる。
自国の兵士がいなくなると滅亡となりゲームオーバー。
国が滅ぶまでに、どれだけのスコアを稼げたかを競う、スコアアタック的ゲームとなってます。
格闘ゲーム部分は、ストリートファイターとか鉄拳と比べるとさすがにシンプルだけど、それでもガードにパリィ、カウンターに打ち上げからの空中コンボなど、かなりの要素が詰め込まれた、なかなかの本格派バトル。
コントローラーにもキッチリ対応していて、気持ちよく敵キャラをボコれて楽しい。
またビジュアルがほんとによくできてて、キャラデザはもちろん、キャラの動きもいい感じ。
モノクロの世界に真っ赤な血飛沫が弾ける様はとても鮮やかで、見てるだけで楽しいです。
と、丁寧に作られた、悪くないゲームではあるのですが、トータルで評価すると「お金を払ってまで遊ぶかというと微妙」というのが正直なところ。
悪くはないどころか、むしろ良ゲーであるとすら思うのですが、「同じ値段を払うなら他にもっとおもしろいゲームがありそう」なんです。
そう、けっしてつまらなくはない。
ビジュアルはセンスがあり、格闘アクションもほどよく爽快。
スコアを稼ぐための仕組みにも一工夫あり、攻略方法を考えながらの「繰り返しプレイ」もできる。
全体的に隙が無い。
ただ、「このゲームならでは」の突出した部分が少なくて、プレイするモチベが続かなかった。
本作のメインは格闘パートだと思うんですが、格闘ゲームとして遊ぶなら、セール価格で安く購入できる『ストリートファイター』なり『鉄拳』なりを選んだ方が「濃い時間」を体験できると思うんです。
じゃあ、格闘とSLG要素を組み合わせたことで、このゲームならではの体験ができるか? と言われると、正直そこまでの相乗効果は感じられない。
小さく綺麗にまとまっていて、クセがなさすぎ…とでもいうのかなぁ…。
ただ、よくよく考えると、これは僕が「カジュアルなゲームを遊ぶなら、その時間を重いゲームにつっこみたい」というタイプだからであって、「ちょっとした時間に手軽にゲームを遊びたい」というカジュアル指向であれば、むしろ非の打ち所がないタイトルなのかもしれません。
しかし、このゲームの出来で「この値段でこの内容なら、他のゲームをおすすめするかなぁ…」と思えてしまうって、今のPCゲームのタイトル充実度ってハンパないですよねぇ…。
コンシューマー機に市場を制圧され、海外直輸入タイトルをラオックスやカオスあたりで吟味していたPCゲーム暗黒期が嘘のようだw