Steamでオータムセールが始まりました。
ダクソ3がおもしろかったので、前からオータムセールで「ダークソウル2」を買おうかなーと思ってたんです。
ところが、去年のセールでは安く売っていたのですが、今年はダークソウル2はおろか、ダクソシリーズは全部セール対象外。
「あー、今年はセールしないのかぁ」と思ってあきらめることに(定価で買う気は無いもよう)。
ただ、Steamのトップを見ていると「おすすめフランチャイズ」に「ダークソウルシリーズ」の文字が。
さらによく見ると「最大0%オフ」という、ただの煽りとしか思えない注意書きが…
もしや? と思い、海外版Steamでダクソの値段を調べてみると…
全部セール中でした! ちなみに海外でのセール価格は…
ダクソ2が10ドル。 (日本人通常価格5720円)
初代リマスターが30ドル。 (日本人通常価格4730円)
ダクソ3は15ドル。 (日本人通常価格4620円)
おま値格差がスゲーな!!! まぁバンナムといえば「おま国&おま値」の総本山なわけで、普段は正直気にしないというか、そもそもバンナムのゲームはできるだけ購入希望対象から意識的に外しているので、今まで被害は少なかったのですが、いざ欲しいと思ったゲームが「おま値」対象だとやっぱりイラっとしますねw
ついでだったので、バンナムの他のゲームのおま値もチェックしてみました。
(海外価格はドル小数点以下適当削除価格に0.9掛けて算出。2019年11月27日時価格。実際の購入だと為替レートがもう少し悪くなるので価格差は縮まると思います))
タイトル | 海外価格 | 国内価格 | 価格差 |
コードヴェイン | 5040 | 6314 | 1274 |
ソウルキャリバー6 | 1800 | 2508 | 708 |
テッケン7 | 1350 | 1320 | -30 |
スパロボV | 5850 | 8360 | 2510 |
MAN OF MEADEN | 2160 | 2112 | -48 |
ゴッドイーター3 | 2880 | 4510 | 1630 |
エースコンバット7 | 2880 | 4180 | 1300 |
テイルズオブヴェスペリア | 2700 | 3135 | 435 |
塊魂リロール | 1080 | 1760 | 680 |
SAO ロストソング | 720 | 1232 | 512 |
二の国2 | 2430 | 2992 | 562 |
ダークソウルRe | 2700 | 4730 | 2030 |
ダークソウル2 SotFS | 900 | 5720 | 4820 |
ダークソウル3 | 1350 | 4620 | 3270 |
ドラえもん牧場物語 | おま国 | | |
ドラゴンボール系 | おま国 | | |
ワンピース系 | おま国 | | |
ナルト系 | おま国 | | |
テイルズオブゼステリア | おま国 | | |
新作だと2000円ぐらいの価格差で、古い作品でも500円ぐらいは日本の方が高い感じでしょうか。
しかし、基本販売価格よりセールの有無の方が圧倒的に影響がでかいw
まさか一番内外格差の酷いタイトルが、僕の欲しかった『ダークソウル2』になるとは、なんという不幸中の不幸。
価格差5000円は酷いでしょw
いっそVPN使って強引に買ったろうかと思ったけど、めんどくさいからヤメました。
ジャンプとかドラえもん系のタイトルが「おま国」になっているのは、版権処理がめんどくさいからですかねぇ…。
海外では版権問題をクリアして売れてしまう理由はわかりませんが。
ゼステリアがおま国なのは…なんでだろ?w たぶんビジネス判断なんでしょうね。
しかし、500円程度のおま値は、まぁ別にいいかというか、たいした影響ないと思うんですよ。
1000円が1500円でも、欲しい人は買うと思うし、多少購入者が減っても、単価が高い分、総売り上げで見たら損はしてないのかな…と。
ただ、新作のおま値というか「日本だけ定価が2000円ぐらい高い問題」は、どうなんですかね?
正直、僕は6000円以上するゲームはもう買ってないです。
RDR2やボーダーランズ3の「ぎりぎり6000円」ぐらいが購入限界ラインw
その値段以上払うと、他に欲しいゲームを2~3本買えちゃうんだもんw
よっぽど欲しければ8000円とかでも買うかもしれないけど、ライバルが多すぎて、現実問題としてはかなり難しいでしょうね…。
最近だとめちゃくちゃやりたかったRDR2ですら「価格6000円」「他に積みゲーがいっぱい」の2重ブロックによって、購入見送り中ですから。
バンナムだと、最近のタイトルでは『コードヴェイン』とか『スパロボV』は欲しかったけど、ベース価格が高すぎて、ウィッシュリストに突っ込んで放置しているのが現状です。
「おま国」「おま値」問題は、日本語対応コストとか、版権問題とか、声優音声権利問題とか、CSと小売りとパッケ版との兼ね合いとか、いろいろややこしい問題が絡みまくっているのでしょうから、一概に「悪い」とは言えないのかなぁ…とは思います。
メーカーも理由もなく悪者になろうとはいないでしょうから(しないよね?)、なにかしら合理的な理由があるのでしょう。
とはいえ、そういった部分を飛び越えて「日本だけ高い」とか「日本でだけ売ってくれない」って、やっぱり印象がよくない。
なので、僕の中では、バンナムとかセガは、イメージがすごく悪いですw
ゲームを買うか買わないかでの一番の判断基準は「ゲームの中身」なので、企業イメージが腐っててもいいゲーム出してくれれば買います。
とはいっても、メーカーのイメージが悪いと、完全新作だとクオリティに不安が残るとか、定価が高いと完全版商法しそう…なんて不安がでてきて、購入やめたり様子見したり…ってケースが増えてくるのは間違いないところ。
あと、同時期にライバル商品があると「あっちメーカーの方が好きだらかあっち買おう」なんてケースもあり得ますよね。
とにかく、嫌われメーカーのタイトルは、購入のハードルが爆上がりするんです。
最初は、おま国おま値にも理解すべきところがあるのかなぁ…なんて考えながらこのエントリを書き始めたんですけど、やっぱり「あっちでは安いけど、あなたには高く売りますね」を納得して受け入れるのは難しい模様。
なんか、今度は、和ゲーというかおま国おま値している、国内某3(4?)大メーカーのゲームは遊ばなくなりそうだなぁ…。
ていうか、すでにほとんど買ってないんですけど。
時代の流れで仕方ないこととはいえ、ファミコンスーファミのスクエニコーエーで育ってきた世代としては、なかなか感慨深いものがありますね。
【参考リンク】
・音声の権利が日本は高い(Game Spark)
なぜ日本製ゲームで”おま語”が起きるのか?―CD PROJEKT本間氏がTwitterで語る ダークソウル系は関係ないよなぁ…
Steamを使っていると、わりと遭遇する機会があるのが、ゲームの価格が特定の国だけ妙に高い値段で販売される「おま値」。バンナムとかセガあたりのゲームでよく見られる現象です。
まぁ販売戦略上しょうがないんだろうな…とは思いつつ、だからといって高い値段で買うのはイラつくので、この辺のメーカーのゲームを買うときは、日本価格と世界価格を比べがちです。
ただ、Steamでの価格表示は、接続IPをもとに表示されるようなので、日本から海外での販売価格を調べようと思ったら、世界中の販売価格をまとめている「価格まとめサイト」で調べるか、「Soft Ether」などのVPNなどを使ってIP偽装して調べてました。
正直、どっちも微妙にめんどくさいw
そこでオススメしたいのが、最近使いはじめた「Opera」ブラウザ。(
Opera公式はコチラ)
そう、昔から存在する超老舗ブラウザ。多機能かつユーザーフレンドリーと一部からは高い評価を受けつつも、シェアは低空飛行を続ける、あの「Operaブラウザ」です。
多機能で有名な「Opera」ですが、今のバージョンではなんと「VPN接続機能」を内包。
URLウィンドウに表示されるボタンをオンオフするだけで、VPNの有無を切り替えられるという、それはそれは便利な仕組みを持っています。
さらにVPNサーバーの利用料は無料で要領の制限もなし。
さすがにVPN接続にすると通信速度が大幅に低下しますが、安心できるVPNサーバーを無料で使い放題というのは、強烈なインパクトがあります。
たとえば、先日発売されたバンダイナムコ様の新作大作「コードヴェイン」ですが、「Opera」でSteamのストアページにアクセスすると、価格は9020円と表示されます。
そこでおもむろVPNボタンをオンにしてからページをリロードすると、販売価格は驚きの59.99ドルに早変わり!
価格差は2500円ほどですか…インディーズゲームが2,3本買えますね。
なお、おま値おま国をまとめてチェックしたいときは、メーカーページのタイトルリスト表示が便利ですよ!
ガチのPCゲーマーにとって「おま値おま国おま無料配布」は割と身近な問題。
VPNを利用しようと思っているのなら、「OPERA」は非常に有力な選択肢だと思います。
『キャサリン』のPC版がSteamでリリースされましたが、日本では購入できない状態、いわゆる「おま国」扱いされているようです。
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PC版『キャサリン』が海外向けに正式発表! Steamで配信が開始されるも…(Game Spark)
まぁ、PCゲーマーの間では、評判最悪のセガなので、今回も「またセガか」といった感じで、怒りと同時に納得や諦めに近いモノを抱いた方も多いのでは。
ただ、なんだって旧作のリメイクを、わざわざ「おま国」にしたんですかねぇ?
キャサリンのPC版が出ようが出まいが、まもなく発売の「キャサリンフルボディ」の売れ行きにはなんの影響もないような。
旧版移植のPC版を買って最新リメイクフルボディを買わない人は、そもそもフルボディを買わない層な気がしますけどねぇ…。
ユーザーは選択肢を奪われ、メーカーはユーザーからの不要なヘイトを集めと、誰も得しないと思うんですが…僕なんかでは思いも寄らない深慮遠謀があるのかなぁ…。
個人的には、キャサリンはかなりお気に入りなんで、PC版が1000円~2000円ぐらいで売ってくれれば、暇つぶし用に買うような気がします。
微エロなビジュアルに注目が集まりがちですが、パズル部分がかなり楽しいんですよね、アレ。
フルボディを買うかは…微妙なところでして、オリジナルを全エンディング見るまでやり込んだ身としては、リメイクにフルプライスはちょっと抵抗が…。
3000円ぐらいだったら間違いなく買ったと思います。
というか、最近は、ゲームに6000円以上出すことに、心理的抵抗がかなり強くなってるんですよね…。
SteamやGoG、Originで安くて高品質なゲームが大量に入手できるなか、同程度の品質で値段が倍以上すると、かなり手を出しにくい。
めちゃめちゃ好きなゲームであれば、多少高くても買いますけど、積んでるゲームや安くてまだ買ってないゲームなど、他に選択肢がたくさんあるなかで、数倍の値段でも遊びたいゲーム…ってのはかなり希少なのが現実です。
そういった意味では、比較的高い値段で発売される国内大手メーカーのタイトルは、遊ぶ機会がかなり減ってきました。
安ければ買ったであろうタイトルもけっこうあるんだけど…、国内PC市場で薄利多売はなかなか難しいのかなぁ…。