好きな船に乗って宇宙を自由に飛びまわれる「スペースコンバットシミュレーター」として、高い評価を得ているのが
ELITE DANGEROUS 最近はVR対応の本格派宇宙ゲームということでよく名前があがりますし、、Steamでもしばしばセールをしているので、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
現在僕は絶賛プレイ中なのですが、こちらのゲームは「サーバー接続型のネトゲをフルパッケージで販売&継続課金要素はほぼ無し」というスタイル。
あんまり人が少ないと廃れてしまいそうな売り方なので、お気に入りゲームが少しでも長く存続できるように、啓蒙活動をしてみることにしました。
というわけで、「ELITE:DANGEROUS」の紹介記事です。
1:E:Dってどんなゲーム?
宇宙船に乗って、広大な宇宙を飛びまわるゲーム。
広大な「天の川銀河」を舞台とする箱庭宇宙シミュレーターですね。
宇宙の広さがすさまじく、4000億の星系が存在します。既知の星系はそのままゲーム内に登場するので、地球はもちろん、シリウスやベガ、アルタイルなどに行くことも可能です。
で、ここがいちばん大事というか要注意点ですが、このゲームは
ストーリーの類は一切ありません。
プレーヤーがこなすべきメインストーリーは存在せず、ストーリー性のあるお使いクエストなどもないです。
他のゲームでいうクエストにあたる「ミッション」はあるのですが、せいぜい背景ストーリーがある程度で、MMOなどのクエストのようにNPCと会話してストーリーを楽しんだり…ってのはないです。
なので「プレーヤーが主人公の波乱万丈の壮大なスペースオペラ」みたいのを期待すると、間違いなく裏切られます。
ただし、世界情勢は随時変化していて「どこそこで戦争が始まった」とか「どこそこが未知の宇宙生物に襲われた」みたいなニュースは常に更新されています。
E:Dは「世界は常にあり、その中で好きに振る舞え」というゲームなのです。
「真の自由を勝ち取るために、抵抗する人々を助けるぜ!」といって反体制派の人を密入国させたり内戦に身を投じたりするとか(反体制派を運ぶイリーガルな輸送ミッションや、内戦参加ミッションは存在する)、「探索王に俺はなる!」と行って、天の川銀河に無数に存在する前人未踏の星を見つけまくったりとか(ゲーム内で誰も訪れたことがない星が無数に存在し、発見者の名前はサーバー上データとして保存される)、そういった「設定を利用しつつ、妄想を膨らましてロールプレイできる人」、もしくは「宇宙空間に浮かんで回転する巨大ステーションを眺めるだけで満足できる人」じゃないと、E:Dを楽しむのは難しいかもしれません。
なおE:Dはサーバー接続型のゲームで、全員が同じ宇宙で行動します。
ただし、他のプレーヤーとの関わりを持たない「Solo」モードも搭載されていて、こちらで遊ぶ分にはオフゲを遊ぶのとほぼ同じ感覚です。
同一宇宙上でプレイする「Open Play」は、PKアリでいきなり襲われて撃沈されることも、逆に襲いかかって積み荷を奪うことも可能です。
ただし、宇宙が極端に広いので、一部のメジャー星系やイベント宙域以外では、ほぼ他人に会いません。というか会えませんw
あと、もう一つ注意すべき点として「日本語版」がありません。
そのワリにけっこう複雑なゲームなので、英語アレルギーがあると厳しいと思います。
ただし、使われている英語自体はそこまで難しくはないので、英語が苦手でもGoogle翻訳などを使えば、困らない程度にはプレイできると思います。
幸い、2ch(5ch?)のPCゲームELITEスレや、Discordの日本人EDコミュあたりが活発で、分からないことがあれば教えてくれることも多いようです。
2:E:Dでできること
E:Dは「船を操縦するゲーム:なので、ゲーム中は常時コクピットの中。船から下りて宇宙ステーションを歩いたり他のNPCと会話したり…って要素はありません。
船に乗ったプレーヤーがゲーム内でできることは、大きく分けて「戦闘」「交易」「採掘」「探索」の4つです。
これらをくり返してお金を貯めて、新しい宇宙船を買う&高価な装備を搭載していくことになります。
1:戦闘
戦闘はよくあるスペースコンバットシムと同じような、フライトシミュレーターバトルです。
宇宙船のカスタマイズの幅がかなり広く、カスタマイズによって「一撃離脱」とか「視覚に貼り付いてエンジン狙い撃ち」など、自分なりのスタイルで戦うことができます。
あと、宇宙船の慣性コントロールのON/OFFができ、OFFにすると飛行機系シムでは経験できない宇宙ならではの動きを満喫できます。
戦闘で稼ぐにはいくつかのパターンがあります。
懸賞金付きの犯罪者を撃墜する「賞金稼ぎ」。
特定の人物を殺害する「暗殺」。
ある勢力に依頼されて敵対勢力の攻撃する「傭兵」。
他の船を襲って積み荷などを強奪する「海賊」
などです。中には違法なものもあり、これらは報酬が多くなりやすい反面、犯罪者として自身に賞金がかかってしまったりします。
上記のものは基本的に1対1もしくは1対少数編隊で戦う遭遇戦ですが、このほかに特定のエリアにおいて多数の船が2つに分かれて戦う「戦争」もあります。
このゲームのCPUはけっこう強いので、最高級の船を持っていても、あっさり撃墜されることも珍しくないです。
戦闘の緊張感は保ちやすいのではないかなーと思います。
2:交易
宇宙系ゲームといえば交易と決まっていますていうか決めた。大航海時代楽しいよね。
E:Dでは宇宙ステーションごとに商品の買値売値が違う上に、売っているものもマチマチ。
そこで、ステーション同士の距離なども踏まえながら、自分なりの交易ルートを見つけていくことになります。
まぁ、基本は、他の交易ゲームと同じです。
違うのは、交易用の「船」をどう用意するかってところでしょうか。
ある程度戦闘もできる船で襲ってくる海賊船を返り討ちにするスタイルに始まり、巡航速度とシールド性能を重視した逃走特化型、戦闘力や速度は犠牲にしてひたすら積載量を増やした利潤追求型、さらにはワープ可能距離を重視した長距離貿易なんてスタイルも可能です。
あと、交易と似たような仕事に「旅客」ミッションがあります。
ステーション間を運送する交通系と、金持ちを乗せて指定された場所を巡る観光系の2タイプ。
観光系は、手間はかかるものの、小さなスペースで大きな利益を挙げられるのが特徴。
交通系も大きな船に客をめいっぱい詰め込むことで効率よく金を稼げます。
なかには犯罪者や政治犯などを運ぶミッションもあり、運んでいる途中に治安維持軍に見つかると問答無用で攻撃されます。
3:採掘
小惑星あたりでさまざまな鉱物を掘るお仕事。
岩を砕いて飛び散った鉱石や金属を、カーゴで拾ったり小型ロボで収集します。
ギャラクシーマップを駆使して、「希少金属」の「含有量」が多い場所を探すのが醍醐味。まさに山師。
鉱石の種類が多く、中にはレアものもあるのでハクスラ気分で楽します。
レア鉱石の値段をもう少し上げてくれるといいんだけどなぁ…
4:探索
プレーヤーが未踏破の星のデータを収集すると、そのデータを売却できます。
そこで、行ったことが無い場所へ行ってデータを集めまくってお金を稼ぐのが「探索」です。
また、ゲーム内で他のプレーヤーに先んじて初めて探査することができると、その星のデータに「発見者」として、自分の名前が残ります。
発売からかなり立っているゲームですが、星の数が異常に多いゲームなので、ちょっと遠出をすれば、まだまだ未踏破の星がたくさんあります。
今からでも、星に自分の名前を残すことは難しくないですよ!
というわけで、ざっくりとした「ELITE DANGEROUS」の解説でした。
次回は、序盤攻略というか「序盤で投げ出さないための、初めてからのお金稼ぎ」に続く予定。
おまけ:ゲーム内のアシスタント音声を棒読みとかVOICEROIDで。
ゲーム内のテキストを読み取り、定型翻訳&グーグル翻訳を使って棒読みちゃんに投げて、VOICEROIDで出力しています。
これらを実現するためのツールは、Discordの日本人チャット「E:D JpChat」にて限定公開されています。興味がある方は参加されてはどうでしょうか。
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ひっそりと内緒コメントで「400億じゃなくて4000億ですよ」と通報していただきました。ありがとうございます。修正しました。
ていうか、普通に0付け忘れましたよ…。
400billionをわざわざGoogle翻訳したのにorz
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