2019年版:おすすめのペンタブレットを調べてみた。今は液タブが2万円で買えるらしい… 

 8年ほど前に買ったペンタブレット、ワコムのIntuos4の調子が悪くなってきたので、新しいのを物色中。
 タブレットはワリと枯れたデバイスなので、8年前のものでも不満がなく、ここ数年のペンタブ事情とかまるで知らなかったのですが、ちょっと調べてみたら、ほぼワコムのIntuos1強だった昔とくらべると、随分と競争が激しくなってました。

 というわけで、自分事情にもとづいた「2019年版 ペンタブレットのおすすめはコレ!」を決めてみます。



 僕の場合、ペンタブに求めるもっとも重要な要求は「サイズ」。
 今持っている「Intuos4」の読み取り領域サイズは、およそ「223×140」。
 俗に言う「ミィディアム」ぐらいのサイズです。

 24インチモニターで使う場合、「もう一回りぐらい大きいのが欲しいかな」といったところ。
 ミィディアムでもそう思うので、これより小さい「Sサイズ」とか論外。

 以前、Sを試しに使ったことがあるのですが、小さいと「少しの動きで長い線を描いてしまう」ため、非常に使いづらかったです。

 Intuosのペンタブは、読み取り範囲を指定できるので「大は小を兼ねる」ですが、その逆は無理。
 今はMとSの価格差はそれほどないので、わずか安さを求めてSサイズを買うのは、あまりオススメできないです。


 サイズを「ミディアム」と限定した場合、2019年のペンタブ購入における選択肢は、ざっと下記3パターン。

1:海外メーカーの安い&ハイスペ製品
2:定番ワコム製品
3:予算増やして2.2万円の格安液タブ

 さて、個人的な結論を先に言うと、もっともオススメするのは「3」の格安液タブ。
 次点で「1」です。
 「2」はオススメしません。


 「絵を描く」ことを考えたとき、液タブとペンタブでは、線の引きやすさに雲泥の差があります。
 ペンタブを使ったことがないとイメージしにくいかもしれませんが、「絵とペンの先を一緒に見ないで線を引く」というのは、なかなか難しい。
 慣れればかなり改善されるので、ペンタブでも十分実用的なのですが、やはり「実際に絵を描く感覚で使える液タブ」のメリットははかりしれません。

 というわけで、お金があるなら液タブがおすすめ。


 予算が足りない、気軽にやるので液タブはいらない…という人には、2番がおすすめです。

 昔は「ペンタブといえばワコム」でしたが、ここ数年は「XP-Pen」や「HUION」といった海外メーカーの躍進がすごいです。
 海外の5千円ぐらいのペンタブが、1万円以上するワコムのタブレットを性能で上回ります。

 そう、同性能じゃなくて「上回る」んです。

 ワコムの2万以下のタブレットって筆圧レベルが4096なんですが、海外モノは8000以上が普通。
 さらに、作業領域もワコムのほうが一回り小さいです(横4cm、縦3cmぐらい狭い)。

 「描き心地」やサポート、付属品の入手のしやすさなど、本体スペック以外の要素もあるので、必ずしも海外メーカー品がワコムの上位互換であるとは言いきれませんが、とくにそのあたりにこだわりがないのであれば、海外メーカーの方がいいと思います。


 …と、ワコムを落としておいてなんですが、長らく愛用した『Intuos4』に関しては、満足度は高かったです。
 上で書いたことと少々矛盾しますが、筆圧レベル4000でも絵を描くには十分な性能なので、ペン使いがうまい人でなければ、気にならない or 気づかないと思います。

 あと、ワコムはドライバのサポートもわりとしっかりしてて、僕が8年前に買ったIntuos4は、今でもWindows10 64bit版&クリスタ最新版で普通に使えています。
 Windowsのメジャーアップデートでも、さくっと対応ドライバ出してくれるので、その辺の安心感はあります。

 海外メーカーについては、なにぶん未知数なので、どうなるか分からないw
 対応してくれるとは思いますが、もしかしたらその辺の対応が悪かったり、会社がなくなっちゃったりするかもしれないっていう不安がないわけではありません。
 まぁ、その辺を気にするときりが無いんですけど。
 ペンタブ選びでは「描き心地」も大事です。
 これは、メーカーごとに特色があるのですが、優劣というよりも「好み」の範疇。
 どの製品が自分にピッタリなのかは、実際に触って確認するしかありません。

 ワコムのは、ビックとかヨドバシといった大手家電店で触れますが、XP-PenとかHUIONの実機展示してる店はほとんどないです。
 調べたところ、ツクモでは、XP-PenもHUIONも取り扱っていて、実機を置いてる店もあるらしいです。


 以下、具体的なおすすめ機種。


1:XP-Pen Deco 01  【作業領域 10*6.5インチ 筆圧感知 8192レベル】

 基本的に、この手の「枯れたデバイス」を選ぶときは、なにかしらのコダワリが無い限り、一般の評価が高くて人気があるものを買っておけば、だいたい間違いないです。

 そういった点からみると、このDeco01はベストチョイス。
 現在Amazonで393評価で星が4という大人気&高評価商品です。

 筆圧感知は8192レベル。その他の基本スペックもこのクラスでは最高レベル。
 性能的には非の打ち所がありません。
 また、ペイントソフトとして「openCanvas」が付いてくるので、ペイントソフト分の出費を抑えられるのもポイントです。

XP-Pen ペンタブ Decoシリーズ 10x6.25インチ カスタマイズ エクスプレスキー8個 Deco01





2:HUION Q11K 【作業領域 11*6.875インチ 筆圧感知 8192レベル】

 Deco 01と比べると、筆圧感知レベルは同じ。傾き検知はなし。ペンは充電式。

 スペックは劣るモノの、こちらのセールスポイントは「作業領域の広さ」と「ワイヤレス接続対応」(USB接続もOK)。

 Decoは約25.4x16.5センチですが、こちら約28x17.5センチ。
 横の長さが3センチ違うと、かなり広く感じます。

 Decoも「小さい」とは思わないのですが、個人的には、Q11Kのほうがゆったりしてて使いやすいです。
 あと、ワイヤレスもかなり便利。ペンタブは使わないときは横にしまうケースが多いでしょうから、ケーブルレスによる取り回しのしやすさは大きなメリットです。

 Deco01より4000円ほど高くなりますが、サイズやワイヤレスに価値を見いだせる人なら満足度は高いと思います。

 ペンが充電不要タイプで傾き検知機能を備えた「Q11Kv2 」もあります。価格は1.5万円。

 なお、ペイントソフトが付属しないので別途用意する必要があります。

HUION ペンタブレット 無線 8192レベル筆圧感知 ワイヤレス接続可 8個のショートカットキー最新ドライバ、11 x 6.875インチ作業領域ペンタブレット (Q11K)





3:ワコム One by Wacom 【作業領域 216.0×135.0mm 筆圧感知 2048レベル】

 ワコムがいい場合は、これがオススメ。
 ワコムのミディアムサイズタブレットは、コレと「Intuos Medium」があります。
 Oneは6000円でIntuosは1万7千円。

 Intuosには「傾き検知」「ペンの消しゴム機能」「無線接続」など、いろいろな付加機能が付いています。
 で、これらを省いてコストダウンしたのがOneです。

 付加機能は、「無線接続」以外は僕が持っているIntos4にも付いていますが、全部使っていません。
 消しゴム機能とか拡張ボタンって、便利そうに見えるんですけど、あまり使い勝手がよくなくて結局スルーしちゃいました。
 唯一、無線は便利だけど、さすがにそれで1万アップはコスパが悪い。 

 というわけで、どちらか選ぶなら、安いOneでいいかな…と思います。

 なお、こちらには、クリスタの入門版である「CLIP STUIO PAINT DEBUT」が付いてきます。

ワコム ペンタブレット One by Wacom ペン入力専用モデル Mサイズ CTL-672/K0-C






おまけ 液晶タブレット:XP-Pen Artist12 【作業領域 11.6インチ 筆圧感知 8192レベル】

 1920x1080のIPS液晶を採用した液晶タブレットです。
 表示可能色域が72%と高級機種と比べると控えめ。
 液タブということで、モニターの発色が気になるところですが、Amazonのレビューを見ると「デフォだとカラーバランスが悪くて使いづらい。手作業できっちり調整すれば問題なし」ということでした(僕は実物を触っていないので確認できません)。

 Artist12の最大の特徴はやはり価格。2.2万円で板タブと同スペックの液タブが手に入ります。

 注意したいのは、この商品は「低価格で、”入門機として”十分なスペックを持っている」というものです。
 液タブというくくりで上を見ると、これよりもハイスペックな商品がいろいろそろっています。

 5000円のペンタブであれば、上位機種が欲しくなったときに、まぁまぁ気軽に買い換えられますが、2万オーバーだと、買い換えがちょっともったいなくなるレベル。

 初めてタブレットを買う人や、趣味で軽くお絵かきするにはピッタリだと思いますが、ガチでイラストを書きたい人であれば、もう1ランク上の製品を考慮するのもいいと思います。
 本気で使う道具を妥協して買うと、結局もっといいモノが欲しくなりがちだと思うので。

XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ 12インチ IPSディスプレイ エクスプレスキー6個 Artist12



[ 2019/11/19 18:05 ] デジモノ | TB(0) | CM(0)

知る人ぞ知るSteamのエロゲー『Mirror』が、中身は本格派パズルでかなりオススメな話 

 パズルゲームが好きです。

 古くはテトリスからコラムスぷよぷよとつづき、その後はXaiとかずーっとやってました。
 JUMBOより初代がすきです。

 で、暇だったので、積みゲーが山のようにたまっているMY STEAM ライブラリを眺めていたら、まだ遊んだことがないパズルゲーが混ざってました。

 その名は「Mirror」。

 そそくさと遊んでみたところ…
 エロゲーでした。
 いや、美少女脱衣系パズルってのは知ってたんですけど、まさかココまでガッツリとしたエロゲーだとはw

 Steamって随分昔からこっそりエロゲ売ってたんですねw


 で、エロゲーパズルということで、ゲームとしての作りは安っぽいだろうと思われがちな本作ですが、実は「パズルゲーム」としてのクオリティはかなり高いです。
 落ちモノパズルが好きなら、わりと本気でおすすめしたい。

 ゲームの内容は、カラフルブロックを3つそろえると消えて落ちて連鎖するという、よくあるタイプ。
 ただ、ステージごとに「攻撃力が高い」とか「やたら回復する」といった特徴があり、そこを攻略するために、さまざまなスキルを装備して挑んでいくスタイルになっています。

 また、コラムスなどと違い、「ブロックを1回動かすごとに止まる」というルールなため、ロジックパズル的な要素もアリ。
 落ちモノ連鎖をロジカルに組み立てていくのは、なかなか楽しかったです。


↑直線4個消しでスキル発動用ブロック育成。直線5個消しでスーパーブロック育成。連鎖狙いだけでなく、多数消しを狙って
ブロック配置をコントロールしていくのも楽しい。動画は英語UIだけど日本語もあり。


 こちらのゲーム、定価200円、セールだと100円以下という、超お買い得価格。
 セールはもちろん、定価200円でも余裕でもとがとれます。

 ちなみに僕は全キャラクリアして、そのままの勢いでチャレンジモードをプレイ中。
 チャレンジモードはなかなか歯ごたえがあるので、じっくりやりこめるのもいい感じです。

 エロ要素強めなので「フレにばれるのが恥ずかしい」など、いろいろ抵抗はあるかもしれませんが、パズラーであれば、ぜひ一度は試して欲しいタイトルです。



[ 2019/11/15 23:13 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)

Google「STADIA」のローンチラインナップ発表。わりと小粒な印象が… 

 Googleが11/19に欧米でスタートするゲーム配信サービス「STADIA」のローンチタイトルが発表されました。
 ちなみに、日本でのサービス開始時期は未定。

ローンチタイトル
・「アサシン クリード オデッセイ」
・「Destiny 2」
・「GYLT」
・「JUST DANCE 2020」
・「KINE」
・「Mortal Kombat 11」
・「RED DEAD REDEMPTION 2」
・「THUMPER」
・「トゥームレイダー ディフィニティブエディション」
・「ライズ オブ ザ トゥームレイダー」
・「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」
・「SAMURAI SPIRITS」

年内発売予定
・「進撃の巨人2 -Final Battle-」
・「ボーダーランズ3」
・「Darksiders Genesis」
・「ドラゴンボール ゼノバース2」
・「Farming Simulator 19」
・「ファイナルファンタジーXV」
・「FOOTBALL MANAGER 2020」


 ワリと地味すね。
 RDR2とボダラン3はなかなかの大物ですが、それ以外はかなり地味というか発売から時間がたっているものが多い。。
 正直、Steamであれば、セールでかなり安くなっていそうなタイトルが並んでいるという印象です。

 STADIAは発表当初は「ストリーミングサービスを利用した、次世代ゲームプラットフォームの決定版!」的な語られ方をしていましたが、「タイトルごとに購入が必要」とか今回のわりと地味なラインナップとかを見ていると、今後のゲームプラットフォームのメインストリームを担う…というよりは、「ゲーミングPCを買わない人に向けた”ゲーム機レンタル”的な通信サービス。ぶっちゃけニッチより」な気がしてきました。

 「本体いらず」というのは魅力的ではあるんですけど、現在の通信インフラ状況だと「夢のゲームマシン」って感じもしないですし。

 「月額1000円でハイスペックPCを利用できる!」というのは、魅力的ではあるので、今後インフラが整備されて、遅延や通信ラグの面で普通のゲーム機と遜色ないプレイができるようになれば、人気が爆発するかもしれません。


 でも、Googleって不人気サービスはあっさり終了するんだよなぁ…
 STADIA終了なんてことになったら、持ってたゲーム全部使えなくなる可能性も?
 「タイトルごとに購入する」ってスタイルだと、サービス終了に対する不安も出てきますね。

[ 2019/11/14 04:59 ] ゲームニュース | TB(0) | CM(0)

オートチェス X カードゲーム=『バトルグラウンド』が登場。ロジカルなバトルが熱い! 

 ハースストーンの新ゲームモード「バトルグラウンド」の評判が上々です。
 先日まで、次期拡張パック購入者 or Twitchで当選した人のみプレイ可能な「先行ベータ期間」中。
 13日からは誰もがプレイ可能な「オープンベータ」が始まります。

 ゲーム内容は、『オートチェスをカードゲームにしてみた」感じ。
 そう、はやりの「オートチェス インスパイア」ゲームです。

 正直、プレイする前は「どうせオートチェスの亜流でしょ? あれって結局メタデッキをそろえるだけのゲームになりがちなんだよね」としたり顔で眺めていたのですが、実際に遊んでいると、けっこう違いがあることに気づいたり。

 細かい違いはいろいろあるのですが、バトルグラウンドのもっとも大きな特徴は「戦闘においてユーザー介入度が高い」こと。

 オートチェスの戦闘って、どのユニットがどんな動きをするかを制御しづらい。
 とくに初心者のうちは、全ユニットが高速で同時移動するため、各ユニットがどのタイミングでどんなことをしているのかが把握しづらく、結果として、戦闘はざっくりとしたプレイになりがち。

 ところがバトルグラウンドは、カードを1枚ずつ順番に使うため、カードの効果を1つづつ組み合わせながら強力なコンボを発動させていくことが簡単で、非常にロジカルな戦闘を繰りひろげられます。

 RPGの戦闘システムにたとえるなら、オートチェスが「アクションバトル」なら、バトルグラウンドは「コマンド選択式」って感じでしょうか。
 ポケモンの対戦バトルとかカルネージハートのAI戦闘とかが、比較的似てるんじゃないかなー。

 他にも「種族シナジーをなくしたため、デッキ構築の自由度が高い」のも大きいかなー。
 ネット対戦ゲーって、ただでさえ「メタ通りのデッキ」が横行しやすいのに、オートチェスはシナジーが強いから、そもそものデッキバリエ自体少なくて、結果として「強いといわれるデッキを、そのまま集めるだけのゲーム」になりがちだったんですよね…。
 その点、バトルグラウンドはシナジー縛りがないので、状況に合わせたデッキ改変がやりやすいというか、むしろ必須。
 デッキ構築の楽しさという点でも、オートチェスとは違った方向性があります。

 毎ゲームごとにデッキ構築が楽しめて、毎ターンごとにカードが入り乱れるロジカルバトルが展開するゲーム。
 それが「ハースストーン バトルグラウンド」。
 そりゃカードゲーム好きからすりゃ楽しいよねw


 というわけで、なかなかオススメの「オートチェスインスパイア カードゲーム」です。
 ハースが好きな人はもちろん、オートチェス好きな人や、カードゲームやポケモンバトルが好きな人なら、いちどは試してみるとイイんじゃないかなー。

 まぁ完全新規だと、カード効果が多すぎ&コンボの仕組みが複雑すぎて、訳が分からず負けまくる気がしますが…
 20戦ぐらいすれば、感じがつかめてくると思うよ! それまで我慢だ!!



【 おまけ:運ゲーの話 】

[ 2019/11/12 20:16 ] ハースストーン | TB(0) | CM(0)